特許
J-GLOBAL ID:201703008127989710

無機質板の固定方法およびそのための治具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 紺野 昭男 ,  井波 実 ,  伊藤 武泰 ,  田村 慶政
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-235590
公開番号(公開出願番号):特開2017-186871
出願日: 2016年12月05日
公開日(公表日): 2017年10月12日
要約:
【課題】 大型無機質板を躯体に固定し、その脱落を防止できるその固定方法およびそのための治具の提供。【解決手段】 その深さが、最も短いその幅と同じかそれよりも小である非貫通孔または溝を、一方の面に有する大型無機質板を用意し、さらに躯体と接続する接続部と、非貫通孔または溝に係止される係止部とを備えてなる固定部材であって、係止部が、無機質板の面に沿った方向に変形可能であり、非貫通孔または溝に挿入可能であり、かつ、非貫通孔または溝の内壁に当接する当接面を備えてなるものを用意する。固定部材の係止部に力を加えてその形を歪めて非貫通孔または溝に係止部を挿入し、係止部を非貫通孔または溝の内壁に面して当接し押圧させることにより係止する。接続部を躯体に接続し、非貫通孔または溝を有する面と躯体とを接着する。経時的な劣化などで接着剤などによる固定が十分でなくなった場合でも、固定部材を用いた固定手段が存在するため、脱落や、脱落に伴う被害を防ぐことができる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
大型無機質板を躯体に固定する方法であって、 (a) その深さが、最も短いその幅と同じかそれよりも小である非貫通孔または溝を、一方の面に有する大型無機質板を用意する工程と、 (b) 前記躯体と接続する接続部と、前記非貫通孔または溝に係止される係止部とを備えてなる固定部材を用意する工程であって、前記係止部が、前記面に沿った方向に変形可能であり、前記非貫通孔または溝に挿入可能であり、かつ、前記非貫通孔または溝の内壁に当接する当接面を備えてなるものを用意する工程と、 (c) 前記係止部に力を加えてその形を歪めて前記非貫通孔または溝に前記係止部を挿入し、前記係止部を前記非貫通孔または溝の内壁に面して当接し押圧させることにより、前記固定部材を前記大型無機質板に係止する工程と、 (d) 前記接続部を躯体に接続する工程と、 (e) 前記非貫通孔または溝を有する面と躯体とを接着する工程と を含んでなる、方法。
IPC (1件):
E04F 13/08
FI (3件):
E04F13/08 101A ,  E04F13/08 101G ,  E04F13/08 101V
Fターム (18件):
2E110AA50 ,  2E110AB03 ,  2E110AB04 ,  2E110AB05 ,  2E110AB22 ,  2E110AB23 ,  2E110AB50 ,  2E110BC14 ,  2E110BC15 ,  2E110CA03 ,  2E110DA12 ,  2E110DB14 ,  2E110DC04 ,  2E110DC21 ,  2E110GA14Z ,  2E110GB13W ,  2E110GB28W ,  2E110GB32W
引用特許:
審査官引用 (5件)
全件表示

前のページに戻る