特許
J-GLOBAL ID:201703008334200760

哺乳動物の標的ゲノム領域にDNAをノックインする方法及び細胞

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人三枝国際特許事務所
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2015082279
公開番号(公開出願番号):WO2016-080399
出願日: 2015年11月17日
公開日(公表日): 2016年05月26日
要約:
本発明は、細胞ゲノムの標的配列を切断可能な少なくとも1つの人工ヌクレアーゼシステム、ドナーDNA及び二種類の一本鎖オリゴヌクレオチド(ssODN)を細胞に導入する工程を含み、前記人工ヌクレアーゼシステムは細胞ゲノム上の標的配列を切断し、二種類のssODNは各々細胞ゲノムの標的配列の切断により生じた各端部とドナーDNAの各導入末端に相補性を有し、ドナーDNAは、二種類のssODNを介して切断部位にノックインされることを特徴とする、ドナーDNAを細胞ゲノムにノックインする方法を提供するものである。
請求項(抜粋):
細胞ゲノムの1又は2の標的配列Gを切断可能な少なくとも1つの人工ヌクレアーゼシステムG、ドナーDNA及び二種類の一本鎖オリゴヌクレオチド(ssODN)を細胞に導入する工程を含み、前記人工ヌクレアーゼシステムGは細胞ゲノム上の1又は2の標的配列Gを切断して細胞ゲノム上に2つの二本鎖DNA切断(DSB)部位を生じさせ、二種類のssODNは細胞ゲノムの標的配列Gの切断により生じた一方のDSB部位g1とドナーDNAの上流側導入部位D1に相補性を有するUp-ssODN並びに細胞ゲノムの他方のDSB部位g2とドナーDNAの下流側導入部位D2に相補性を有するDown-ssODNであり、二種類のssODN(Up-ssODNとDown-ssODN)により細胞ゲノムの1つ又は2つの標的配列Gにおける2つのDSB部位g1,g2の間にドナーDNAがノックインされることを特徴とする、ドナーDNAを細胞ゲノムにノックインする方法。
IPC (3件):
C12N 15/09 ,  C12N 5/10 ,  A01K 67/027
FI (3件):
C12N15/00 A ,  C12N5/10 ,  A01K67/027
Fターム (11件):
4B065AA87X ,  4B065AA87Y ,  4B065AA90X ,  4B065AA90Y ,  4B065AA93X ,  4B065AA93Y ,  4B065AB01 ,  4B065AC20 ,  4B065BA01 ,  4B065CA44 ,  4B065CA46

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