特許
J-GLOBAL ID:201703008581694597

生体その場観察における分光分析法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-222393
公開番号(公開出願番号):特開2017-032592
出願日: 2016年11月15日
公開日(公表日): 2017年02月09日
要約:
【課題】分光分析による吸収測定を行う際に、試料の光散乱に依存しない定量分析法を提供する。【解決手段】生体中などの光散乱は、主として生体内基質によって生じるものと光吸収によって生じるものの2つの原因がある。生体内基質によって生じる光散乱は、互いに近接した波長を有する光の間においては散乱係数がほぼ同等とみなせるため、互いを比較することで光散乱の影響を打ち消すことが可能となる。また、光吸収によって生じる光散乱は、同程度の光吸収を有する複数の光を比較することで、影響を打ち消すことが可能となる。そこで、この2つの原因からなる光散乱を解決するため、近接した波長かつ同じ吸光度を有する波長という2つの条件を満たす2つ以上の波長を測定することで解決する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
少なくとも目的とする物質以外の周囲の物質によりまたは目的とする物質により光散乱を生じる測定環境下で、分光分析による光の吸収測定を行う際に、1)散乱係数の同等な近接した波長であって、2)同じ吸光度を有する波長という2つの条件を満たす2つ以上の波長を用いて測定し、 光の吸収測定を行う際に測定された光強度を吸光度に変換することなく、測定された分光曲線から直接的に前記光散乱の影響を受けることなく前記目的とする物質の混合比率の定量化を行う、 ことを特徴とする推定法。
IPC (1件):
G01N 21/27
FI (1件):
G01N21/27 B
Fターム (10件):
2G059AA01 ,  2G059BB12 ,  2G059BB13 ,  2G059CC16 ,  2G059EE01 ,  2G059EE02 ,  2G059EE11 ,  2G059HH02 ,  2G059HH06 ,  2G059MM01
引用特許:
審査官引用 (3件)

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