特許
J-GLOBAL ID:201703008649044693
遺伝子ノックアウトブタ
発明者:
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出願人/特許権者:
,
代理人 (5件):
小野 新次郎
, 小林 泰
, 竹内 茂雄
, 山本 修
, 泉谷 玲子
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2014076768
公開番号(公開出願番号):WO2015-155904
出願日: 2014年10月07日
公開日(公表日): 2015年10月15日
要約:
発明者らは、ブタにおいて、従来技術の欠点を解消し効率的に遺伝子改変を行う方法を開発すること、また、繁殖年齢に達する前に致死となる遺伝子ノックアウトブタの繁殖を可能にすることを課題とした。 本発明は、目的遺伝子に対して特異的なZincフィンガーヌクレアーゼをコードするmRNAを使用して、目的遺伝子を切断することにより、遺伝子ノックアウトブタ細胞を作製し、その細胞核を取り出し、除核未受精卵に移植の上、代理母子宮に移し、遺伝子ノックアウトブタ個体を作出した。このようにして作出した遺伝子ノックアウトブタは、実施例のXSCIDブタのように繁殖年齢に達し得ない致死的なものがあるが、正常胚を用いる胚盤胞補完技術により繁殖可能な遺伝子ノックアウトブタを作出できることも示した。
請求項(抜粋):
目的遺伝子の配列を標的とするZincフィンガードメインおよびヌクレアーゼとを含むZincフィンガーヌクレアーゼ(ZFN)タンパク質をコードするmRNAを細胞内に導入する工程;
細胞内において目的遺伝子を標的とするZFNタンパク質を作製する工程;
ZFNタンパク質の作用により、ゲノム中の目的遺伝子のDNA配列を切断し、除去する工程;
細胞内のDNA損傷修復機構により、切断されたゲノム部分をつなぎ直す工程;
を含む、目的遺伝子がノックアウトされた細胞の製造方法。
IPC (3件):
C12N 15/09
, A01K 67/027
, C12N 5/10
FI (3件):
C12N15/00 A
, A01K67/027
, C12N5/10
Fターム (7件):
4B065AA90X
, 4B065AB01
, 4B065AC20
, 4B065BA04
, 4B065CA44
, 4B065CA46
, 4B065CA60
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