特許
J-GLOBAL ID:201703008957413411

外因性遺伝子発現増強剤

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 平木 祐輔 ,  藤田 節 ,  漆山 誠一
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2014077316
公開番号(公開出願番号):WO2015-060159
出願日: 2014年10月14日
公開日(公表日): 2015年04月30日
要約:
遺伝子組換えカイコにおいて、タンパク質の大量生産系として目的のタンパク質を絹糸腺で効率的に生産するために、絹糸腺特異的な主要タンパク質であるセリシン及び/又はフィブロインH鎖の遺伝子発現を簡便に、また効率的に抑制する方法を開発し、提供することを課題とする。 セリシン及び/又はフィブロインH鎖の反復配列領域を標的部位とするアンチセンスRNAをカイコ内で発現することのできるカイコ系統を提供する。
請求項(抜粋):
配列番号1で示されるカイコセリシン1のアミノ酸配列において628位〜1054位の反復配列領域における少なくとも一つの反復単位をコードする塩基配列に相補的な配列を含むセリシン1アンチセンスRNA、 配列番号4で示されるカイコセリシン2のアミノ酸配列において41位〜117位又は685位〜1359位の反復配列領域における少なくとも一つの反復単位をコードする塩基配列に相補的な配列を含むセリシン2アンチセンスRNA、及び 配列番号8で示されるカイコセリシン3のアミノ酸配列において141位〜978位及び1031位〜1178位の反復配列領域における少なくとも一つの反復単位をコードする塩基配列に相補的な配列を含むセリシン3アンチセンスRNA からなる群より選択される少なくとも一のアンチセンスRNAをカイコ中部絹糸腺特異的に発現することのできるアンチセンスRNA発現ベクター、及び/又は 配列番号12で示されるカイコフィブロインH鎖のアミノ酸配列において152位〜5203位の反復配列領域における少なくとも一つの反復単位をコードする塩基配列に相補的な配列を含むフィブロインH鎖アンチセンスRNAをカイコ後部絹糸腺特異的に発現することのできるアンチセンスRNA発現ベクター を有効成分として含むカイコ絹糸腺における外因性遺伝子発現増強剤。
IPC (4件):
C12N 15/09 ,  A01K 67/033 ,  C12P 21/02 ,  C12N 15/113
FI (4件):
C12N15/00 A ,  A01K67/033 501 ,  C12P21/02 C ,  C12N15/00 G
Fターム (13件):
4B024AA20 ,  4B024CA01 ,  4B024CA11 ,  4B024DA02 ,  4B024EA02 ,  4B024EA04 ,  4B024GA11 ,  4B024HA20 ,  4B064AG01 ,  4B064BJ12 ,  4B064CA50 ,  4B064CC24 ,  4B064DA20

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