特許
J-GLOBAL ID:201703008995758376

ワーク破断方法、及び該ワーク破断方法に用いられる衝撃工具用の先端具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 岩田 康利 ,  松浦 喜多男 ,  山本 優
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-014040
公開番号(公開出願番号):特開2017-132001
出願日: 2016年01月28日
公開日(公表日): 2017年08月03日
要約:
【課題】多大な衝撃力を要することなく、作業時間を短縮してワークを破断させることができるワーク破断方法、及び該ワーク破断方法に用いられる衝撃工具用の先端具を提供する。【解決手段】先端具10における先端部15の外周面は、先端具10の軸線周りに配された四つの平面部21,21,21,21で構成され、隣り合う平面部21,21のなす角度が鋭角となる一対の境界部によって一対の入り刃部25,25が構成され、前記角度が鈍角となる一対の境界部によって一対の拡開部27,27が構成されており、破断対象となるワークとしての丸棒50に形成された穿孔51の開口縁52に、まず入り刃部25,25のみを押し当て、衝撃力を付与しつつ次いで拡開部27,27も開口縁52に押し当てて丸棒50を破断させる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
破断対象となるワークを衝撃工具の衝撃力によって破断させる破断工程を含むワーク破断方法であって、 前記衝撃工具は、前記ワークに形成された穿孔の開口縁に押し当てられる先端部を有する先端具が装着されており、該先端具の先端部は、該先端具の軸線方向に沿って先細り形状であり、かつ、該先端部において前記軸線に直交する横断面の形状がひし形形状であり、該先端部の外周面は、前記軸線の軸線周りに配された四つの平面部で構成されていると共に、前記平面部のうち隣り合う平面部のなす角度が鋭角となる一対の境界部によって一対の入り刃部が構成され、前記角度が鈍角となる一対の境界部によって一対の拡開部が構成されており、 前記破断工程において、 まず、穿孔の深さ方向と先端具の軸線方向とをほぼ一致させて前記一対の入り刃部のみを、前記穿孔の開口縁に押し当て、該ワークに対して衝撃力を付与して該先端具を前記穿孔内に進入させていき、 次いで、前記先端具を前記穿孔内に進入させつつ前記拡開部も該開口縁に押し当てて該開口縁の周辺から該ワークを破断させる ことを特徴とするワーク破断方法。
IPC (1件):
B25D 17/02
FI (1件):
B25D17/02
Fターム (2件):
2D058AA15 ,  2D058BA11

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