特許
J-GLOBAL ID:201703009154876443
硫酸マンガン水溶液の製造方法、及びマンガン酸化物の製造方法
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-073098
公開番号(公開出願番号):特開2017-178749
出願日: 2016年03月31日
公開日(公表日): 2017年10月05日
要約:
【課題】 生産性が高く、ランニングコストが安価な、工業的に有利な方法で、不純物含有量の極めて少ないマンガン酸化物を提供する。【解決手段】 天然マンガン鉱石を原料とし、少なくとも下記工程1〜6を含むことを特徴とする硫酸マンガン水溶液の製造方法。 工程1:天然マンガン鉱石を還元する工程。 工程2:工程1で得たマンガン還元鉱石のうち少なくとも一部を水又は水溶液と接触させて浸出処理したのち、固形分とろ液に固液分離する工程。 工程3:工程2で得られた固形分のうち少なくとも一部を、硫酸を含む水溶液に、当該水溶液のpHが0.5〜3.0となるまで添加する工程。 工程4:工程2で得られた溶解カリウムを含むろ液の少なくとも一部のpHを0.5〜3.0に調整した上で、これに、鉄化合物を添加してジャロサイト結晶又はジャロサイト組成物を得る工程。 工程5:工程3で得られた溶液又はスラリーに、工程4で得られたジャロサイト結晶又はジャロサイト組成物を添加して処理する工程。 工程6:工程5で得られたスラリーを固液分離し、固形分と硫酸マンガン水溶液に分離する工程。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
天然マンガン鉱石を原料とし、少なくとも下記工程1〜6を含むことを特徴とする硫酸マンガン水溶液の製造方法。
工程1:天然マンガン鉱石を還元する工程。
工程2:工程1で得たマンガン還元鉱石のうち少なくとも一部を水又は水溶液と接触させて浸出処理したのち、固形分とろ液に固液分離する工程。
工程3:工程2で得られた固形分のうち少なくとも一部を、硫酸を含む水溶液に、当該水溶液のpHが0.5〜3.0となるまで添加する工程。
工程4:工程2で得られた溶解カリウムを含むろ液の少なくとも一部のpHを0.5〜3.0に調整した上で、これに、鉄化合物を添加してジャロサイト結晶又はジャロサイト組成物を得る工程。
工程5:工程3で得られた溶液又はスラリーに、工程4で得られたジャロサイト結晶又はジャロサイト組成物を添加して処理する工程。
工程6:工程5で得られたスラリーを固液分離し、固形分と硫酸マンガン水溶液に分離する工程。
IPC (9件):
C01G 45/10
, C01G 45/02
, C01G 49/14
, C22B 3/04
, C22B 3/22
, C22B 3/44
, C22B 5/12
, C22B 47/00
, C25B 1/21
FI (9件):
C01G45/10
, C01G45/02
, C01G49/14
, C22B3/04
, C22B3/22
, C22B3/44 101A
, C22B5/12
, C22B47/00
, C25B1/21
Fターム (24件):
4G048AA02
, 4G048AA04
, 4G048AA07
, 4G048AB02
, 4G048AB08
, 4G048AC06
, 4G048AD06
, 4G048AE03
, 4K001AA16
, 4K001AA34
, 4K001BA02
, 4K001CA01
, 4K001CA06
, 4K001CA16
, 4K001DB07
, 4K001DB08
, 4K001DB23
, 4K001GA07
, 4K001HA09
, 4K001HA11
, 4K001JA09
, 4K021AB18
, 4K021BA04
, 4K021BB02
前のページに戻る