特許
J-GLOBAL ID:201703009455216449

流動体に作用するずり速度の到達距離を評価する方法、そのプログラム及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 八木 秀人 ,  丹波 真也 ,  舟瀬 芳孝 ,  太田 悠
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2013073153
公開番号(公開出願番号):WO2015-029183
出願日: 2013年08月29日
公開日(公表日): 2015年03月05日
要約:
流動体の物性を評価するにあたって、ずり速度の伝播定数、という概念を用いて、流動体のずり速度の到達距離を評価する手法・装置を提供する。測定する流動体に振動子(1)を挿入し、振動子(1)を振動させて、振動子(1)の振幅変化から流動体の粘度を測定する粘度測定装置において、流動体の密度を測定する密度測定工程(S1)と、流動体の粘度を測定する粘度測定工程(S2)と、振動子の角振動数を算出する角振動数算出工程(S3)と、式(1)よりずり速度伝播定数Zを算出する伝播定数算出工程(S4)と、を有し、ずり速度伝播定数Zが大きいほど、振動子(1)から流動体に加わるずり速度の到達距離が大きいと評価する。
請求項(抜粋):
測定する流動体に振動子を挿入し、振動子を振動させて、流動体の粘性抵抗を受けて変化する振動子の振幅変化から流動体の粘度を測定する粘度測定装置における、流動体の物性を評価する方法であって、 流動体の密度ρを測定する密度測定工程と、 流動体の粘度ηを測定する粘度測定工程と、 振動子の角振動数ωを算出する角振動数算出工程と、 下記式(1)よりずり速度伝播定数Zを算出する伝播定数算出工程と、 を有し、 ずり速度伝播定数Zが大きいほど、振動子から流動体に加わるずり速度の到達距離が大きいと評価することを特徴とする流動体の物性を評価する方法。
IPC (1件):
G01N 11/16
FI (1件):
G01N11/16 A

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