特許
J-GLOBAL ID:201703009542190863

編物のように見え、かつ機能する織物、その織物を含む物品、及びその織物の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 竹沢 荘一 ,  中馬 典嗣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-124002
公開番号(公開出願番号):特開2017-020154
出願日: 2016年06月22日
公開日(公表日): 2017年01月26日
要約:
【課題】編物と同様の外観、感触及び特性を備える織物を提供する。【解決手段】少なくとも1本の硬い緯糸106と、少なくとも1本の弾性的な緯糸105とが交互に配置されることによって、所定の配列を形成している織物であって、硬い緯糸及び弾性的な緯糸は、ともに弾性を有しているか、ともに弾性を有していないかのいずれかであり、硬い緯糸は、経糸に対して交互に配置された裏側面における下部107と、表側面における上部108とを形成しており、弾性的な緯糸は、硬い緯糸による織組織より緊密な織組織で、経糸104に対して、交互に配置された裏側面における下部と、表側面における上部とを形成しており、硬い緯糸は、経糸上を交差することにより形成されるループ部107aを定めており、硬い緯糸の各々が、ループ部によって跨ぐ経糸の平均的な数は、少なくとも6本である織物。【選択図】図1
請求項(抜粋):
使用時に外側から視認される表側面(102)と、使用時にユーザの身体に面する裏側面(103)とを有し、共に織られてパターンを形成している複数の経糸(104)と複数の緯糸(105、106)とを有する織物(101)を備える物品において、 前記緯糸は、第1の緯糸である硬い糸(106)と、第2の緯糸である弾性的な糸(105)とを含み、これらは、少なくとも1本の前記硬い糸(106)と、少なくとも1本の前記弾性的な糸(105)とが交互に配置されることによって、所定の配列を形成しており、前記弾性的な糸(105)の収縮率は、前記硬い糸(106)の収縮率より大きく、 前記硬い糸(106)及び前記弾性的な糸(105)は、ともに弾性を有しているか、ともに弾性を有していないかのいずれかであり、 前記硬い糸(106)は、前記経糸(104)に対して交互に配置された前記裏側面(103)における下部(107)と、前記表側面(102)における上部(108)とを形成しており、前記下部(107)は、前記裏側面(103)から視て、前記硬い糸(106)が、前記経糸(104)上を交差することにより形成され、ループ部(107a)を定めており、前記上部(108)は、前記表側面(102)から視て、前記硬い糸(106)が、前記経糸(104)上を交差することにより形成され、外側から視認される連結部(108a)を定めており、 前記硬い糸(106)の各々が、前記ループ部(107a)によって跨ぐ前記経糸(104)の平均的な数は、少なくとも6本であり、 前記弾性的な糸(105)は、前記硬い糸(106)による織組織より緊密な織組織で、前記経糸(104)に対して、交互に配置された前記裏側面(103)の下部(109)と、前記表側面(102)の上部(110)とを形成していることを特徴とする物品。
IPC (4件):
D03D 15/04 ,  D03D 15/08 ,  D03D 15/00 ,  A41D 31/00
FI (7件):
D03D15/04 A ,  D03D15/08 ,  D03D15/00 E ,  A41D31/00 C ,  A41D31/00 502B ,  A41D31/00 501Z ,  A41D31/00 501E
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (3件)

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