特許
J-GLOBAL ID:201703009561968026

軸受キャップの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人貴和特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-002575
公開番号(公開出願番号):特開2016-196954
出願日: 2016年01月08日
公開日(公表日): 2016年11月24日
要約:
【課題】樹脂底板部の一部分に軸方向内側面側にのみ開口する挿入孔を有する、有底円筒状のキャップ本体をアキシャルドロー成形により造る過程で、成形用空間を開放する際に、成形品であるキャップ本体が、軸方向外側に配置された固定型の側に残り易くできる、軸受キャップの製造方法を実現する。【解決手段】キャップ本体9bの樹脂底板部12bに設けられた厚肉部42bのうちで、挿入孔15bと隣接する部分に、この厚肉部42bの軸方向外側面側にのみ開口した除肉部45を設ける。前記キャップ本体9bをアキシャルドロー成形する為に使用する金型装置51を構成する固定型52の一部に、前記除肉部45を成形する為の除肉部成形部55を設ける。この様な構成を採用する事により、上記課題を解決する。【選択図】図6
請求項(抜粋):
軸方向内端部にエンコーダを支持したハブを、その径方向内側に複数個の転動体を介して回転自在に支持した外輪の軸方向内端部に装着された状態で、この外輪の軸方向内端開口を塞ぐと共に、センサホルダを支持固定する為に使用され、 合成樹脂により有底円筒状に造られて、前記外輪の軸方向内端部にこの外輪と同軸に取り付けられる樹脂筒部と、この樹脂筒部の軸方向内端開口を塞ぐ樹脂底板部と、この樹脂底板部のうちで周囲の部分に比べて軸方向の肉厚が大きくなった厚肉部と、この厚肉部のうち、軸方向に関して前記エンコーダの一部と対向する部分に、この厚肉部の軸方向内側面側にのみ開口する状態で設けられた、前記センサホルダのうちでセンサを保持した部分を挿入する為の挿入孔と、前記厚肉部のうちでこの挿入孔に対して離隔した部分に、この厚肉部の軸方向外側面側にのみ開口する状態で設けられた除肉部とを有する、キャップ本体を備えた、 軸受キャップの製造方法であって、 前記キャップ本体を、このキャップ本体の成形用空間の位置を基準として軸方向外側に配置される、移動しない固定型と、この固定型と共に前記成形用空間を構成し、この成形用空間の位置を基準として軸方向内側に配置される、前記固定型に対して軸方向に遠近動する可動型とから成る金型装置を使用した射出成形により造り、この際に、前記挿入孔を、前記可動型に設けられた挿入孔成形部により成形すると共に、前記除肉部を、前記固定型に設けられた除肉部成形部により成形する 事を特徴とする軸受キャップの製造方法。
IPC (5件):
F16C 41/00 ,  F16C 33/76 ,  F16C 19/18 ,  B29C 33/12 ,  B29C 45/14
FI (5件):
F16C41/00 ,  F16C33/76 A ,  F16C19/18 ,  B29C33/12 ,  B29C45/14
Fターム (53件):
3J016AA02 ,  3J016AA03 ,  3J016BA02 ,  3J217JA02 ,  3J217JA13 ,  3J217JA24 ,  3J217JA34 ,  3J217JA44 ,  3J217JB14 ,  3J217JB25 ,  3J217JB34 ,  3J217JB55 ,  3J217JB64 ,  3J217JB87 ,  3J217JB89 ,  3J701AA03 ,  3J701AA43 ,  3J701AA54 ,  3J701AA62 ,  3J701BA73 ,  3J701BA77 ,  3J701DA14 ,  3J701EA31 ,  3J701FA44 ,  3J701FA60 ,  3J701GA03 ,  4F202AA29 ,  4F202AB11 ,  4F202AB17 ,  4F202AB25 ,  4F202AD03 ,  4F202AD35 ,  4F202AH14 ,  4F202CA11 ,  4F202CB12 ,  4F202CB20 ,  4F202CN05 ,  4F202CN13 ,  4F202CN14 ,  4F202CQ01 ,  4F206AA29 ,  4F206AB11 ,  4F206AB17 ,  4F206AB25 ,  4F206AD03 ,  4F206AD35 ,  4F206AH14 ,  4F206JA07 ,  4F206JB12 ,  4F206JB20 ,  4F206JF05 ,  4F206JL02 ,  4F206JQ81

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