特許
J-GLOBAL ID:201703009753828040

核酸前処理キット、および塩基配列解析方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 新宅 将人 ,  吉本 力
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-008016
公開番号(公開出願番号):特開2017-127224
出願日: 2016年01月19日
公開日(公表日): 2017年07月27日
要約:
【課題】核酸の前処理から塩基配列解析までのプロセスにおいて、検体試料を特定する情報を一貫して保持し、検査の信頼性を高める方法を提供する。【解決手段】本発明は、核酸および夾雑物を含む生体試料から核酸を分離するための核酸前処理キットに関する。前処理キットは、粒子操作用容器(10)、核酸と選択的に結合可能な核酸捕捉粒子(70)、水相分離用媒体(21,22,23)、複数種の水系液体(35,31,32,38)および個体識別用核酸を含む。個体識別用核酸は、複数種の水系液体のうちの少なくとも1つに含まれているか、または前記核酸捕捉粒子の表面に結合しており、個体識別用核酸の塩基配列は、前記生体試料に含まれる核酸に対して非相補的な塩基配列からなる識別配列を含む。【選択図】図1
請求項(抜粋):
核酸および夾雑物を含む生体試料から核酸を分離するための核酸前処理キットであって、 閉鎖可能であってよい開口を有する粒子操作用容器;核酸と選択的に結合可能な核酸捕捉粒子;水に不溶または難溶である水相分離用媒体;複数種の水系液体;および個体識別用核酸を含み、 前記複数種の水系液体のうちの2種は、前記生体試料に含まれる核酸を前記核酸捕捉粒子に結合させるための核酸捕捉液、および前記核酸捕捉粒子の表面に結合した核酸を回収するための核酸回収液であり、 少なくとも、前記水相分離用媒体、および前記核酸回収液は、前記粒子操作用容器内に装填されており、 前記個体識別用核酸は、前記複数種の水系液体のうちの少なくとも1つに含まれているか、または前記核酸捕捉粒子の表面に結合しており、 前記個体識別用核酸の塩基配列は、前記生体試料に含まれる核酸に対して非相補的な塩基配列からなる識別配列を含む、核酸前処理キット。
IPC (3件):
C12M 1/00 ,  C12Q 1/68 ,  C12N 15/09
FI (3件):
C12M1/00 A ,  C12Q1/68 Z ,  C12N15/00 A
Fターム (23件):
4B024AA11 ,  4B024AA20 ,  4B024CA20 ,  4B024HA19 ,  4B029AA07 ,  4B029AA23 ,  4B029BB20 ,  4B029CC13 ,  4B029FA12 ,  4B029FA15 ,  4B029GA02 ,  4B063QA12 ,  4B063QA13 ,  4B063QQ42 ,  4B063QR08 ,  4B063QR32 ,  4B063QR35 ,  4B063QR56 ,  4B063QR62 ,  4B063QS14 ,  4B063QS25 ,  4B063QS36 ,  4B063QX02
引用特許:
審査官引用 (2件)

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