特許
J-GLOBAL ID:201703009979381900
アーク状コイルスプリングの製造方法及び製造装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
上吉原 宏
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-104363
特許番号:特許第6113891号
出願日: 2016年05月25日
要約:
【課題】本発明は、アーク状コイルスプリングを製造する方法において、数値制御によって高速・高精度な動作を可能とするサーボプレスに着目し、アーク状コイルスプリングの曲率を自在に確保できる製造方法の提供並びに製造装置の提供を図るものである。
【解決手段】直筒状コイルスプリングを固定するクランプ工程と、端部を検出する端部検出工程と、回転角位置決め工程と、ピッチ送り工程と、押圧部材打ち込み工程と、打ち込み方向変換工程とから構成され、押圧部材を上方からピッチ間に押し下げる動作を連続して繰り返すことで直筒状から曲率を有するコイルスプリングへ変形させる手段の製造方法並びに製造装置とした。
【選択図】図1
請求項(抜粋):
【請求項1】直筒状から曲率をもったコイルスプリング10を製造する方法であって、
直筒状コイルスプリング20を固定する第一クランプ工程Aと、
端部11を検出する端部検出工程Bと、
回転角位置決め工程Cと、
第一ピッチ送り工程Dと、
第一押圧部材打ち込み工程Eと、
前記コイルスプリング10に対する打ち込み方向を変換する打ち込み方向変換工程Fと、
第二ピッチ送り工程Hと、
第二押圧部材打ち込み工程Iと
から構成され、
前記打ち込み方向変換工程Fは前記第一押圧部材打ち込み工程Eの後端部11の反対側端部12を第二クランプ工程Gにより固定し、
前記第一クランプ工程Aを解除することで押圧部材40の送り方向を反転させる工程であり、
前記第一押圧部材打ち込み工程Eと前記第二押圧部材打ち込み工程Gが前記押圧部材40を上方からピッチ間に押し下げる動作を連続して繰り返すことで直筒状から曲率を有するアーク状コイルスプリング30へ変形させるものであり、
係る変形量は前記押圧部材40が前記コイルスプリング10の付近までの動作と、
前記動作後の位置から前記コイルスプリング10に接触するまでの動作と、
前記動作後の接触後から少なくとも一回以上押し下げ保持し若しくはこれを繰り返す動作と、
前記押圧部材40を引き抜く動作とをそれぞれ適した速度に制御することで任意の曲率を有する形状に成形することを特徴とするアーク状コイルスプリングの製造方法1。
IPC (3件):
B21F 35/02 ( 200 6.01)
, B21F 35/00 ( 200 6.01)
, F16F 1/06 ( 200 6.01)
FI (3件):
B21F 35/02
, B21F 35/00 Z
, F16F 1/06 A
引用特許:
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