特許
J-GLOBAL ID:201703010206299111

メカニカルシール装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田・鈴木国際特許業務法人
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-008582
公開番号(公開出願番号):特開2014-139463
特許番号:特許第6097570号
出願日: 2013年01月21日
公開日(公表日): 2014年07月31日
請求項(抜粋):
【請求項1】 ハウジングと、当該ハウジングに形成された開口を貫通する回転軸との間をシールし、前記回転軸の回転によりハウジング内の被密封流体を循環させるメカニカルシール装置であって、 前記回転軸に嵌合されたスリーブに形成されたスリーブフランジの軸方向大気側に設置され、前記回転軸の軸方向の一方の端部に回転摺動面を有する回転環と、 前記ハウジングの軸方向大気側に延びるハウジングフランジの内周側に設置され、前記回転摺動面に対向配置される静止摺動面を有する固定環と、 前記回転摺動面と前記静止摺動面とが互いに前記回転軸の軸方向に押し付けられて、前記ハウジング内の被密封流体が密封される密封空間と、 前記スリーブに取付けられ、前記回転軸の回転に伴い前記被密封流体に循環流体を発生させる流路形成ブロックと、 前記スリーブフランジの外周面と前記ハウジングフランジの内周面との間に形成される循環流路と、 前記循環流路における循環流体の軸方向流れの下流側位置において 前記ハウジングフランジに設けられ、前記循環流体を排出する排出孔と、 前記ハウジングフランジの内周面に設けられ、前記循環流体の周方向の流れを堰き止めて前記排出孔へ向かわせる整流ガイドと、 前記ハウジングフランジの内周面に設けられ、前記排出孔に向かって、径方向に徐々に深くなる流路溝と、 を有するメカニカルシール装置であって、 前記流路形成ブロックの外周面は、前記ハウジングフランジの内周面および前記流路溝に対向しており、 該外周面と前記ハウジングフランジの内周面との間は、前記スリーブフランジの外周面と前記ハウジングフランジの内周面との間に形成される循環流路よりも幅狭く形成されており、 前記流路形成ブロックの外周面には、複数の回転羽根が形成されており、該流路形成ブロックは前記回転軸と一体的に回転して、該回転羽根に存在する被密封流体を遠心力によって外周側へ送り出すと共に、この回転羽根における軸方向外側から被密封流体を吸入するポンプ力を発生し、 前記流路溝は、前記流路形成ブロックの前記回転羽根に対向する位置で、前記回転軸の回転方向に沿って前記排出孔に向かって前記回転軸の径方向に幅が徐々に大きくなるように形成されており、径方向に貫通する前記排出孔に連通しており、 前記流路溝と前記流路形成ブロックの外周面との間に、前記排出孔に向かって、前記循環流体の周方向流れが流れる案内流路が形成されていることを特徴とするメカニカルシール装置。
IPC (3件):
F16J 15/34 ( 200 6.01) ,  F04D 29/12 ( 200 6.01) ,  F04D 29/58 ( 200 6.01)
FI (3件):
F16J 15/34 H ,  F04D 29/12 B ,  F04D 29/58 E
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開昭48-013740
  • 立型水中電動ポンプ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-029113   出願人:株式会社鶴見製作所
  • 特開昭49-000958
審査官引用 (3件)
  • 特開昭48-013740
  • 立型水中電動ポンプ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-029113   出願人:株式会社鶴見製作所
  • 特開昭49-000958

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