特許
J-GLOBAL ID:201703010242485703

インク、インクカートリッジ、及びインクジェット記録方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 近藤 利英子 ,  菅野 重慶
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-157361
公開番号(公開出願番号):特開2014-065895
特許番号:特許第6210778号
出願日: 2013年07月30日
公開日(公表日): 2014年04月17日
請求項(抜粋):
【請求項1】 第1の色材及び第2の色材を含有するインクジェット用のインクであって、 前記第1の色材が、UV-Vis吸収スペクトルにおける、1,2-ヘキサンジオール20.0質量%水溶液中での最大吸収波長(λmaxD1)及び水中での最大吸収波長(λmaxW1)の差Δλmax1(=λmaxD1-λmaxW1)が20.0nm以上であるブラック色材であり、 前記第2の色材が、UV-Vis吸収スペクトルにおける、1,2-ヘキサンジオール20.0質量%水溶液中での最大吸収波長(λmaxD2)及び水中での最大吸収波長(λmaxW2)の差Δλmax2(=λmaxD2-λmaxW2)が12.0nm以下である色材であり、 前記Δλmax1及び前記Δλmax2の和が35.0nm以下であり、 前記第2の色材が、下記一般式(II)で表される化合物、C.I.フードブラック2、C.I.ダイレクトブルー199、下記一般式(IV)で表される化合物、下記一般式(V)で表される化合物、C.I.ダイレクトレッド227、C.I.アシッドレッド289、下記一般式(VI)で表される化合物、下記一般式(VII)で表される化合物、C.I.アシッドレッド249、C.I.ダイレクトイエロー132、C.I.アシッドイエロー23、C.I.アシッドイエロー17、及び下記一般式(VIII)で表される化合物からなる群より選ばれる少なくとも1種であり、 インク中の前記第1の色材の含有量(質量%)及び前記第2の色材の含有量(質量%)の合計が、インク全質量を基準として6.0質量%以下であり、 さらに、グリセリンを含有するとともに、以下の条件A及び条件Bの少なくとも一方と、条件Cと、を満足し、かつ、下記第1の水溶性有機溶剤が、主鎖の両末端にヒドロキシ基を有し、2つの前記ヒドロキシ基の間に存在する主鎖の原子数が4乃至6個の化合物であることを特徴とするインク。 条件A:LogP値が-1.8以上0.0未満である第1の水溶性有機溶剤を含有し、インク全質量を基準とした、前記第1の水溶性有機溶剤の含有量(質量%)が、前記グリセリンの含有量(質量%)に対する質量比率で、0.3倍以上6.0倍以下である。 条件B:LogP値が0.0以上0.9以下である第2の水溶性有機溶剤を含有し、インク全質量を基準とした、前記第2の水溶性有機溶剤の含有量(質量%)が、前記グリセリンの含有量(質量%)に対する質量比率で、0.2倍以上1.0倍以下である。 条件C:インク全質量を基準とした、LogP値が-1.8以上0.9以下の水溶性有機溶剤の含有量(質量%)が、前記グリセリンの含有量(質量%)に対する質量比率で、0.2倍以上6.0倍以下である。 (前記一般式(II)中、R4及びR5はそれぞれ独立に、ヒドロキシ基で置換された炭素数1乃至4のアルコキシ基を表し、nは1乃至3を表し、Mはそれぞれ独立に、水素原子、アルカリ金属、アンモニウム、又は有機アンモニウムを表す) (前記一般式(IV)中、R8はそれぞれ独立に、炭素数1乃至4のアルキル基を表し、前記アルキル基は、アニオン性基、スルホンアミド基、ヒドロキシ基、炭素数1乃至4のアルキル基、又はこれらのうち少なくとも2つを組み合わせた基で置換されていてもよく、nは3又は4を表す) (前記一般式(V)中、破線で表される環A、B、C及びDは、それぞれ独立に芳香環又は複素芳香環を表し、R9は1乃至3個のアニオン性基で置換されたアニリノ基を表し、R10はアミノ基又は炭素数1乃至4のアルコキシ基を表し、R11は炭素数1乃至4のアルキレン基を表し、Mはそれぞれ独立に、水素原子、アルカリ金属、アンモニウム、又は有機アンモニウムを表し、lは0乃至4、mは1乃至3、nは1乃至3、l+m+nは1乃至4を表す) (前記一般式(VI)中、R12、R13、R14、及びR15はそれぞれ独立に、炭素数1乃至4のアルキル基を表し、Mはそれぞれ独立に、水素原子、アルカリ金属、アンモニウム、又は有機アンモニウムを表す) (前記一般式(VII)中、R16は水素原子又は炭素数1乃至4のアルキル基を表し、R17は1乃至3個のアニオン性基で置換されたアリールオキシ基、又はヒドロキシ基を表し、nは1又は2を表し、n=1のときR18は1乃至3のアニオン性基で置換されたアリール基を表し、n=2のときR18は炭素数1乃至4のアルキレン基を表し、Mはそれぞれ独立に、水素原子、アルカリ金属、アンモニウム、又は有機アンモニウムを表す) (前記一般式(VIII)中、R19はアニオン性基を有する炭素数1乃至4の脂肪族アミン残基を表し、R20はそれぞれ独立に、水素原子、炭素数1乃至4のアルキル基、又は炭素数1乃至4のアルコキシ基を表し、前記アルキル基及びアルコキシ基はアニオン性基で置換されていてもよく、nは0又は1を表し、Mは、それぞれ独立に水素原子、アルカリ金属、アンモニウム、又は有機アンモニウムを表し、l及びmはそれぞれ独立に1又は2を表す)
IPC (4件):
C09D 11/32 ( 201 4.01) ,  C09D 11/328 ( 201 4.01) ,  B41M 5/00 ( 200 6.01) ,  B41J 2/01 ( 200 6.01)
FI (4件):
C09D 11/32 ,  C09D 11/328 ,  B41M 5/00 120 ,  B41J 2/01 501
引用特許:
出願人引用 (6件)
全件表示
審査官引用 (5件)
全件表示

前のページに戻る