特許
J-GLOBAL ID:201703010247440481

中子の組み付け方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 高橋 英樹 ,  高田 守 ,  大西 秀和
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-033312
公開番号(公開出願番号):特開2017-148838
出願日: 2016年02月24日
公開日(公表日): 2017年08月31日
要約:
【課題】インジェクタ挿入部付きの吸気ポートの壁面とウォータージャケットの距離が短いシリンダヘッドを鋳造することのできる新しい中子の組み付け方法を提供する。【解決手段】ステップS2では、下型30の所定位置に中子Cが組み付けられる。中子Cは、図2乃至図3で説明した燃焼室4をシリンダヘッドに形成するための燃焼室用中子32と、図2乃至図3で説明した吸気ポート2をシリンダヘッドに形成するための吸気ポート用中子36と、冷却水流路用中子38と、吸気ポート用中子36を下型30の所定位置に組み付けるための巾木40と、を構成要素として備えている。中子Cは、これらの構成要素を事前に組み立てることで一体化されたものである。【選択図】図5
請求項(抜粋):
インジェクタ挿入部付きの吸気ポートと、前記吸気ポートに連通する燃焼室と、前記吸気ポートの壁面を覆うウォータージャケットと、を備えるエンジンのシリンダヘッドの鋳造時に使用される中子の金型への組み付け方法であって、 前記中子は、前記燃焼室を形成するための燃焼室部を備える燃焼室用中子であって前記金型と結合可能に構成された燃焼室用中子と、前記壁面に対応した内壁を備えるウォータージャケット用中子と、前記吸気ポートを形成するためのポート本体部および前記ポート本体部の側面に凸状に設けられて前記インジェクタ挿入部を形成するためのインジェクタ部を備える吸気ポート用中子と、前記吸気ポート用中子を前記金型に組み付けるための巾木であって前記ポート本体部の長手方向の一端および前記金型と結合可能に構成された巾木と、を備え、 前記吸気ポート用中子を前記燃焼室用中子と結合すると共に、前記巾木と結合させる前記ポート本体部の巾木結合端から前記ウォータージャケット用中子に挿入して前記ポート本体部のうちの前記インジェクタ部よりも前記巾木結合端に近い部分を少なくとも前記内壁の内側に通してから前記巾木と前記巾木結合端を結合することで前記中子の構成要素を組み立てて一体化し、一体化した中子のうちの前記燃焼室用中子と前記巾木に相当する部分を前記金型と結合することを特徴とする中子の組み付け方法。
IPC (3件):
B22C 9/10 ,  B22C 9/24 ,  B22C 9/02
FI (5件):
B22C9/10 V ,  B22C9/24 A ,  B22C9/10 D ,  B22C9/10 T ,  B22C9/02 103E
Fターム (5件):
4E093QB05 ,  4E093QD00 ,  4E093UA00 ,  4E093UA08 ,  4E093UC01

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