特許
J-GLOBAL ID:201703010258739438
車両の運転制御装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人 谷・阿部特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-031975
公開番号(公開出願番号):特開2017-150529
出願日: 2016年02月23日
公開日(公表日): 2017年08月31日
要約:
【課題】内燃機関と自動変速機との間にクラッチを介在させた車両の坂道発進時に、動力伝達経路にねじり振動が発生して乗り心地の悪化を招来する。【解決手段】エンジン10と、エンジン10にクラッチC1を介して接続する自動変速機40と、路面の勾配Δを取得するセンサーS5と、駆動輪Wから自動変速機の出力軸42へと至る動力伝達経路に発生するねじり振動を取得するセンサーS6と、取得したねじり振動が収束したか否かを判定する手段31とを有する車両の運転制御装置において、クラッチC1を係合/係合解除状態の何れかに切り替えるクラッチ制御手段は、エンジン10の運転中に所定勾配ΔLよりも大きな勾配の路面にて運転者がPレンジを選択した場合、クラッチC1を係合解除状態に切り替え、この状態から運転者がRレンジまたはDレンジを選択した場合、取得されるねじり振動が収束したことを判定した後に、クラッチC1を係合状態へと切り替える。【選択図】図3
請求項(抜粋):
内燃機関と、
この内燃機関にクラッチを介して接続する自動変速機と、
この自動変速機の出力軸の回転を拘束し得るパーキングロック機構と、
このパーキングロック機構を作動させて前記自動変速機の出力軸の回転を拘束するPレンジおよび車両の後進を可能とするRレンジおよび車両の前進を可能とするDレンジの何れかに運転者が切り替え可能なシフトレンジ選択手段と、
前記クラッチを係合状態および係合解除状態の何れかに切り替えるクラッチ制御手段と、
路面の勾配を取得する勾配取得手段と、
車両の駆動輪から前記自動変速機の出力軸へと至る動力伝達経路に発生し得るねじり振動を取得する取得手段と、
この取得手段によって取得されたねじり振動が収束したか否かを判定する判定手段と
を有する車両の運転制御装置であって、前記クラッチ制御手段は、
前記内燃機関の運転中に勾配が所定勾配未満の路面にて運転者がPレンジを選択した場合、前記クラッチを係合状態に維持するのに対し、
前記内燃機関の運転中に勾配が前記所定勾配以上の路面にて運転者がPレンジを選択した場合、前記クラッチを係合解除状態に切り替え、この状態から運転者がRレンジまたはDレンジを選択した場合、取得される前記ねじり振動が収束したことを前記判定手段が判定した後、前記クラッチを係合状態へと切り替えることを特徴とする車両の運転制御装置。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (15件):
3J552MA01
, 3J552MA06
, 3J552MA12
, 3J552MA13
, 3J552NA01
, 3J552NB01
, 3J552PA42
, 3J552SA07
, 3J552VA62Z
, 3J552VA63Z
, 3J552VA64Z
, 3J552VA66Z
, 3J552VB01Z
, 3J552VB04Z
, 3J552VE04Z
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