特許
J-GLOBAL ID:201703010294381507

入力装置、入力装置の制御方法、入力装置を備える電子機器、電子機器の制御方法、プログラムおよび記憶媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 大塚 康徳 ,  大塚 康弘 ,  高柳 司郎 ,  木村 秀二 ,  下山 治 ,  永川 行光
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-202912
公開番号(公開出願番号):特開2017-076222
出願日: 2015年10月14日
公開日(公表日): 2017年04月20日
要約:
【課題】タッチパネルの端部付近に対するタッチも精度よく検出する。【解決手段】入力装置100の自己容量測定部161は、タッチパネルセンサー102の外周部に配置された複数の外周電極のそれぞれについて自己容量測定を実行する。判定部111は、測定された複数の外周電極の測定結果に基づき、導体物が外周電極に接触ないしは近接していることを判定する。導体物が外周電極に接触ないしは近接している場合、設定部130は、相互容量測定部162による各交点の積算回数を可変設定し、自己容量測定に基づき推定される導体物の位置に近い交点の積算回数を多く設定し、導体物の位置から遠い交点の積算回数を少なく設定する。相互容量測定部162は、設定された積算回数に応じて複数の交点のそれぞれについて相互容量測定を実行する。座標決定部108は、相互容量測定部162により実行された相互容量測定の測定結果に基づき、導体物の座標を決定する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
複数の列電極と、前記複数の列電極に交差するように配置された複数の行電極とを有するタッチパネルセンサーと、 前記複数の列電極および前記複数の行電極のうち前記タッチパネルセンサーの外周部に配置された列電極および行電極である複数の外周電極のそれぞれについて自己容量測定を実行する第一測定手段と、 前記第一測定手段により測定された前記複数の外周電極の測定結果のいずれかが閾値を超えているかどうかを判定する判定手段と、 前記第一測定手段により測定された前記複数の外周電極の測定結果のいずれかが閾値を超えている場合、前記複数の列電極と前記複数の行電極とが交差することで形成されている複数の交点のそれぞれの相互容量の積算回数を、前記自己容量測定の測定結果に基づき推定される導体物の位置に近い交点の積算回数が多くなり、前記導体物の位置から遠い交点の積算回数が少なくなるように設定し、前記第一測定手段により測定された前記複数の外周電極の測定結果のいずれもが前記閾値を超えていない場合、前記複数の交点のそれぞれの相互容量の積算回数を同一の値に設定する設定手段と、 前記設定手段により前記複数の交点のそれぞれに設定された積算回数に応じて前記複数の交点のそれぞれについて相互容量測定を実行する第二測定手段と、 前記第二測定手段により実行された前記相互容量測定の測定結果に基づき前記導体物の座標を決定する決定手段と、 を有することを特徴とする入力装置。
IPC (2件):
G06F 3/041 ,  G06F 3/044
FI (3件):
G06F3/041 512 ,  G06F3/041 522 ,  G06F3/044 130
引用特許:
審査官引用 (1件)

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