特許
J-GLOBAL ID:201703010309062659
医薬組成物
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
籾井 孝文
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2015063363
公開番号(公開出願番号):WO2015-170757
出願日: 2015年05月08日
公開日(公表日): 2015年11月12日
要約:
バイオ系薬物の血中での安定性と標的細胞内での放出性を両立し得るキャリアを提供する。本発明の医薬組成物は、親水性ポリマー鎖セグメントおよびカチオン性ポリマー鎖セグメントを有するポリマーユニットαと、親水性ポリマー鎖セグメントおよびカチオン性ポリマー鎖セグメントを有するポリマーユニットβと、薬物とを含む。ポリマーユニットαおよびβは、カチオン性ポリマー鎖セグメントが内側となり親水性ポリマー鎖セグメントが外側となるようにして放射状に配列してミセルを形成し、ミセルに薬物が内包されている。ポリマーユニットαのカチオン性ポリマー鎖セグメントは側鎖にフェニルボロン酸基を有し、ポリマーユニットβのカチオン性ポリマー鎖セグメントは側鎖にフェニルボロン酸結合部位を有し、フェニルボロン酸基とフェニルボロン酸結合部位とは、酸性環境下あるいは競合的に結合可能な物質の存在下で崩壊し得る架橋構造を形成している。
請求項(抜粋):
親水性ポリマー鎖セグメントおよびカチオン性ポリマー鎖セグメントを有するポリマーユニットαと、親水性ポリマー鎖セグメントおよびカチオン性ポリマー鎖セグメントを有するポリマーユニットβと、薬物とを含み、
該ポリマーユニットαおよびβが、該カチオン性ポリマー鎖セグメントが内側となり該親水性ポリマー鎖セグメントが外側となるようにして放射状に配列してミセルを形成し、該ミセルに該薬物が内包されており、
該ポリマーユニットαのカチオン性ポリマー鎖セグメントが側鎖にフェニルボロン酸基を有し、該ポリマーユニットβのカチオン性ポリマー鎖セグメントが側鎖にフェニルボロン酸結合部位を有し、
該フェニルボロン酸基と該フェニルボロン酸結合部位とが、酸性環境下あるいは競合的に結合可能な物質の存在下で崩壊し得る架橋構造を形成している、
医薬組成物。
IPC (5件):
A61K 9/107
, A61K 47/34
, A61K 48/00
, A61K 31/711
, A61K 31/710
FI (5件):
A61K9/107
, A61K47/34
, A61K48/00
, A61K31/711
, A61K31/7105
Fターム (30件):
4C076AA16
, 4C076AA94
, 4C076CC29
, 4C076DD22
, 4C076DD22M
, 4C076DD22Q
, 4C076EE23
, 4C076EE23M
, 4C076EE23Q
, 4C076EE26
, 4C076EE26M
, 4C076EE26Q
, 4C076FF31
, 4C076FF43
, 4C076FF63
, 4C084AA27
, 4C084MA05
, 4C084MA21
, 4C084NA03
, 4C084NA12
, 4C084NA13
, 4C086AA01
, 4C086AA02
, 4C086EA16
, 4C086MA03
, 4C086MA05
, 4C086MA21
, 4C086NA03
, 4C086NA12
, 4C086NA13
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