特許

J-GLOBAL ID：201703010316001517

内燃機関のシリンダブロック

発明者： 林 巨宏 ,  神永 晃一
出願人/特許権者： トヨタ自動車株式会社
代理人 (1件)： 特許業務法人はなぶさ特許商標事務所
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2016-024807
公開番号（公開出願番号）：特開2017-141780
出願日： 2016年02月12日
公開日（公表日）： 2017年08月17日
要約：

【課題】簡単な構成で、内燃機関の特性に応じて冷却水路を穿設する自由度やシリンダライナの汎用性が高く、内燃機関の運転時に発生するシリンダライナの変形量が全体に均一となるように構成された内燃機関のシリンダブロックを提供する。【解決手段】シリンダライナ11の外周面は、シリンダブロック12の冷却水路15を穿設する部分に臨むこととなる部分17の厚さT1が、その軸方向全長Lにわたって、内燃機関のピストンピンの軸方向と直交するスラスト方向となる部分18の厚さT2よりも薄くなるように、鋳包まれる前に予め成形されている。厚さT1の部分17が成形された各シリンダライナ11は、シリンダブロック12を成形するときに、それぞれ厚さT1に切削された部分17が後に冷却水路15を穿設することとなる部分に臨むよう位置決めされ、鋳包められている。【選択図】図3

請求項（抜粋）：

シリンダライナの近傍における壁部に冷却水路が穿設された内燃機関のシリンダブロックであって、 前記シリンダライナの外周面は、その軸方向全長にわたって、前記冷却水路を穿設する部分に臨む部分の厚さがピストンピンの軸方向と直交するスラスト方向となる部分の厚さよりも薄くなるよう成形されていることを特徴とする内燃機関のシリンダブロック。

IPC (2件)：

F02F 1/10 ,  F02F 1/00

FI (2件)：

F02F1/10 A ,  F02F1/00 K

Fターム (9件)：

3G024BA02 ,  3G024CA03 ,  3G024CA05 ,  3G024DA17 ,  3G024FA14 ,  3G024GA02 ,  3G024GA10 ,  3G024GA35 ,  3G024HA07