特許
J-GLOBAL ID:201703010528197713

クロム表面とラッカーとの接着性を増加させるための方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): アインゼル・フェリックス=ラインハルト ,  森田 拓 ,  前川 純一 ,  二宮 浩康 ,  上島 類
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2017-526103
公開番号(公開出願番号):特表2017-535672
出願日: 2016年01月05日
公開日(公表日): 2017年11月30日
要約:
本発明は、クロム表面とラッカーとの接着性を増加させるための方法に関し、この方法では、クロム表面を、式1 R1-P(O)(OR2R3)、及び式2 R1-O-P(O)(OR2R3)(前記式中、R1は直鎖状、分枝鎖状、又は環状のC1〜C12アルキル基であり、R1は少なくとも1種の極性残基を含有し、R2及びR3は独立して、水素、リチウム、ナトリウム、カリウム、アンモニウム、及びC1〜C4アルキルから成る群より選択される)による少なくとも1種のリン化合物を含有する水溶液と接触させ、その間に、外部電流を、前記基材及び少なくとも1つのアノードに通し、ここで前記基材をカソードとして用いる。
請求項(抜粋):
クロム表面とラッカーとの接着性を増加させるための方法であって、以下の順序で工程(i)〜(iii): (i)クロム表面を有する基材を用意すること、 (ii)前記基材を、式1及び/又は2: R1-P(O)(OR2R3) 1 R1-O-P(O)(OR2R3) 2 (上記式中、R1は直鎖状、分枝鎖状、又は環状のC1〜C12アルキル基であり、かつホスホネート、ホスフェート、カルボキシレート、カルボキシル、ヒドロキシル、アミノ、アミド、チオール、ニトリル、イソニトリル、シアネート、イソシアネート、エポキシ、ハロゲン化物、アルケニル、ウレイド、及びチオウレイドから成る群より選択される少なくとも1種の残基を有し、R2及びR3は独立して、水素、リチウム、ナトリウム、カリウム、アンモニウム、及びC1〜C4アルキルから成る群より選択され、ここでR1におけるC1〜C12アルキル基は、-O-及び/又は-N(R4)-(ただし、R4は水素及びC1〜C4アルキルから選択される)によって中断されていてよい) による少なくとも1種のリン化合物を含有する水溶液と接触させ、 その間に、電流を、前記基材、少なくとも1つのアノード、及び前記水溶液に通し、ここで前記基材をカソードとして用いること、及びその後に、 (iii)ラッカーを前記基材上に堆積させること、 を含み、それによって前記基材と前記ラッカーとの接着性を増加させる前記方法。
IPC (4件):
C25D 9/02 ,  C08L 71/00 ,  C08K 5/531 ,  C08K 5/52
FI (4件):
C25D9/02 ,  C08L71/00 Z ,  C08K5/5317 ,  C08K5/52
Fターム (26件):
4J002CH021 ,  4J002CH051 ,  4J002EW036 ,  4J002EW046 ,  4J002EW126 ,  4J002FD201 ,  4J002FD206 ,  4J002GD00 ,  4J002GH02 ,  4J002GJ01 ,  4J002GT00 ,  4K044AA16 ,  4K044BA02 ,  4K044BA06 ,  4K044BA21 ,  4K044BB04 ,  4K044BB05 ,  4K044BB06 ,  4K044BB11 ,  4K044BC05 ,  4K044CA13 ,  4K044CA14 ,  4K044CA17 ,  4K044CA18 ,  4K044CA53 ,  4K044CA62
引用特許:
審査官引用 (4件)
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