特許
J-GLOBAL ID:201703010747494693
クラッチ装置
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人クシブチ国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-057873
公開番号(公開出願番号):特開2017-172653
出願日: 2016年03月23日
公開日(公表日): 2017年09月28日
要約:
【課題】アシストカム及びバックトルクカムを備えるクラッチ装置において、簡単な構造で、空走感を低減できるようにする。【解決手段】入力部材からの駆動力が作用している時にクラッチインナ13と加圧板14とを軸方向に近接させて加圧板14の圧着力を増加させるアシストカムと、出力軸部材からの駆動力の発生時にクラッチインナ13と加圧板14とを軸方向に離間させて加圧板14の圧着力を減少させるバックトルクカム41とを備えるクラッチ装置において、クラッチスプリング16は、一端16aがクラッチインナ13側に保持されるとともに、他端16bが加圧板14側に保持され、加圧板14側でクラッチスプリング16の他端16bに接して他端16bを保持するスプリング座面22は、クラッチ装置の回転軸に直交する平面Pに対して周方向に高さを異ならせた傾斜面22aで構成されている。【選択図】図8
請求項(抜粋):
入力部材(17)と同期回転するように伝達駆動されるクラッチアウタ(12)と、出力軸部材(11)を同期回転するように伝達駆動するクラッチインナ(13)と、前記クラッチインナ(13)と一体的に設けられ、前記クラッチアウタ(12)との間に介在されたクラッチ板(15)に対して軸方向に当接してクラッチ板(15)を保持する受圧部(13c)と、クラッチスプリング(16)により前記受圧部(13c)側へ付勢されて前記受圧部(13c)との間で前記クラッチ板(15)を狭持することで前記クラッチ板(15)を圧着させる加圧板(14)と、前記クラッチインナ(13)と前記加圧板(14)との相対回転の回転差を軸方向の移動に変換するカム機構(30)とを備え、前記カム機構(30)は、前記入力部材(17)からの駆動力が作用している時に前記クラッチインナ(13)と前記加圧板(14)とを軸方向に近接させて前記加圧板(14)の圧着力を増加させるアシストカム(31)と、前記出力軸部材(11)からの駆動力の発生時に前記クラッチインナ(13)と前記加圧板(14)とを軸方向に離間させて前記加圧板(14)の圧着力を減少させるバックトルクカム(41)とを備えるクラッチ装置において、
前記クラッチスプリング(16)は、一端(16a)が前記クラッチインナ(13)側に保持されるとともに、他端(16b)が前記加圧板(14)側に保持され、
前記加圧板(14)側で前記クラッチスプリング(16)の前記他端(16b)に接して当該他端(16b)を保持するスプリング座面(22,171)は、当該クラッチ装置の回転軸に直交する平面(P)に対して周方向に高さを異ならせた傾斜面(22a,171a)で構成されていることを特徴とするクラッチ装置。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (13件):
3J056AA60
, 3J056AA62
, 3J056BA04
, 3J056CC13
, 3J056CC33
, 3J056GA02
, 3J056GA13
, 3J068AA02
, 3J068AA07
, 3J068BA02
, 3J068BB06
, 3J068CB03
, 3J068EE12
前のページに戻る