特許
J-GLOBAL ID:201703011243540208
画像復号化方法および画像復号化装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
新居 広守
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-194132
公開番号(公開出願番号):特開2017-055409
出願日: 2016年09月30日
公開日(公表日): 2017年03月16日
要約:
【課題】空間予測の複雑度を低減することができる画像復号化方法を提供する。【解決手段】画像復号化方法は、整数値で傾斜を示す整数傾斜を取得し、復号化対象ブロック内の画素位置を通る整数傾斜の線と、隣接ブロックの境界との交点である小数画素位置を決定し、復号化対象ブロック内の画素位置ごとに、その画素位置の画素値を予測することにより予測ブロックを生成し、整数傾斜は、予め定められた値ごとに、2のc乗によるスケーリングを行った値に対して、その予め定められた値を除数として用いた除算の結果を示す除算テーブルを参照することによって、勾配を示す値を除数として用いた除算の結果を用いて算出されており、画素値を予測する際には、整数傾斜を、復号化対象ブロック内の画素位置の座標値で乗算した上で、右にcビットシフトすることにより、小数画素位置に補間された画素値を算出する。【選択図】図7
請求項(抜粋):
復号化対象ブロックごとに復号化する画像復号化方法であって、
水平勾配および垂直勾配のうちの少なくとも1つに基づいて算出された、整数値で傾斜を示す整数傾斜を取得し、
復号化対象ブロック内の画素位置を通る前記整数傾斜の線と、前記復号化対象ブロックに隣接する隣接ブロックの境界との交点である小数画素位置を決定し、
前記復号化対象ブロック内の画素位置ごとに、当該画素位置に対して決定された前記小数画素位置に補間された画素値に基づいて、当該画素位置の画素値を予測することにより予測ブロックを生成し、
予測誤差ブロックを取得し、前記予測誤差ブロックに前記予測ブロックを加算することにより、前記復号化対象ブロックを復号化し、
前記整数傾斜は、予め定められた値ごとに、2のc乗(cは正の整数)によるスケーリングを行った値に対して、当該予め定められた値を除数として用いた除算の結果を示す、メモリに格納された除算テーブルを参照することによって、前記垂直勾配および前記水平勾配のうちの一方の勾配を示す値を除数として用いた除算の結果を取得し、取得された前記除算の結果を用いて算出されており、
前記画素値を予測する際には、
スケーリングを行って生成された前記整数傾斜を、前記復号化対象ブロック内で予測の対象とされる画素位置の水平方向または垂直方向の座標値で乗算した上で、右にcビットシフトすることにより、前記小数画素位置に補間された前記画素値を算出する、
画像復号化方法。
IPC (4件):
H04N 19/593
, H04N 19/11
, H04N 19/176
, H04N 19/14
FI (4件):
H04N19/593
, H04N19/11
, H04N19/176
, H04N19/14
Fターム (26件):
5C159MA04
, 5C159MA05
, 5C159MA21
, 5C159MC11
, 5C159MC38
, 5C159ME01
, 5C159NN01
, 5C159NN28
, 5C159PP04
, 5C159SS02
, 5C159SS10
, 5C159SS13
, 5C159SS14
, 5C159SS26
, 5C159TA32
, 5C159TA33
, 5C159TB08
, 5C159TC02
, 5C159TD05
, 5C159TD08
, 5C159TD09
, 5C159UA02
, 5C159UA05
, 5C159UA12
, 5C159UA16
, 5C159UA18
引用特許:
引用文献:
出願人引用 (4件)
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Description of video coding technology proposal by Tandberg, Nokia, Ericsson
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Adaptive Multidirectional Intra Prediction
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High precision edge prediction for intra coding
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割り算回路設計,あの手この手 テーブル近似と精度向上のための補正
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