特許
J-GLOBAL ID:201703011470935308
磁気共鳴撮影装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
亀井 岳行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-196828
公開番号(公開出願番号):特開2017-064309
出願日: 2015年10月02日
公開日(公表日): 2017年04月06日
要約:
【課題】鮮明なMRI画像とMRE画像とを短いエコー時間で得る磁気共鳴撮影装置を提供する。【解決手段】磁気共鳴撮影装置は、共鳴周波数のずれに基づいて設定されたエコー時間に基づいて電磁波を受信する受信手段53と、エコー時間に同期させてリードアウト方向に傾斜磁場を印加する傾斜磁場の印加手段51dと、取得された電磁波に基づいて水をベースとする第1の画像と脂肪をベースとする第2の画像とを取得、算出する強度画像の取得手段54bと、エコー時間に同期し且つ位相の異なる複数の振動を被検査部に付与する振動付与部材16と、電磁波信号の位相に応じたMR位相画像から得られた振動波の波長λと、振動波の周波数fと、被検査部の密度ρと、に基づいて、被検査部の硬さを推定する硬さ推定手段56とを備える。【選択図】図2
請求項(抜粋):
静磁場と、位置に応じて磁場が変化する傾斜磁場と、プロトンの磁気共鳴条件に基づいて予め設定された交番磁場と、を被検者の被検査部に対して発生させる磁場発生装置と、
前記交番磁場を予め設定された繰り返し時間をあけて印加する交番磁場の印加手段と、
前記交番磁場で励起された被検査部のプロトンが緩和する際に放出される電磁波を受信する時間であるエコー時間であって、前回の交番磁場と次回の交番磁場との間に複数回設定され且つ水に含まれるプロトンと脂肪に含まれるプロトンとでの共鳴周波数のずれに基づいて設定された前記エコー時間に基づいて、前記電磁波を受信する受信手段と、
被検査部に対して設定された交差する3軸であるスライス方向、リードアウト方向、位相エンコーディング方向に対して、複数回設定された前記エコー時間に同期させて、前記リードアウト方向に傾斜磁場を印加する傾斜磁場の印加手段と、
前記エコー時間に応じて取得された電磁波に基づいて、水に含まれるプロトンのスピンと脂肪に含まれるプロトンのスピンとが同位相の場合の信号強度と、逆位相の場合の信号強度とから、水をベースとする第1の画像と、脂肪をベースとする第2の画像とを取得、算出する強度画像の取得手段と、
被検査部に振動を付与する振動付与部材であって、前記エコー時間に同期し且つ位相の異なる複数の振動を付与する振動付与部材と、
前記エコー時間に応じて取得された電磁波に基づいて、電磁波信号の位相に応じたMR位相画像を、前記振動付与部材で付与される振動の位相毎に、取得するMR位相画像の取得手段と、
前記MR位相画像から得られた振動波の波長と、前記振動付与部材で付与された振動波の周波数と、前記被検査部の密度と、に基づいて、前記被検査部の硬さを推定する硬さ推定手段と、
を備えたことを特徴とする磁気共鳴撮影装置。
IPC (3件):
A61B 5/055
, G01R 33/48
, G01R 33/54
FI (5件):
A61B5/05 382
, A61B5/05 390
, A61B5/05 374
, G01N24/08 510Y
, G01N24/02 530Y
Fターム (15件):
4C096AA07
, 4C096AA18
, 4C096AA20
, 4C096AB07
, 4C096AB41
, 4C096AB50
, 4C096AD06
, 4C096AD07
, 4C096AD12
, 4C096AD19
, 4C096BA06
, 4C096BB02
, 4C096BB07
, 4C096DA06
, 4C096FC20
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