特許
J-GLOBAL ID:201703011535669023

振動型アクチュエータの制御方法、振動型駆動装置及び電子機器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 別役 重尚
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-021841
公開番号(公開出願番号):特開2017-143602
出願日: 2016年02月08日
公開日(公表日): 2017年08月17日
要約:
【課題】振動型アクチュエータを駆動する際の制御性を向上させる。【解決手段】圧電素子14と弾性体13とが接合されてなる振動体15と、振動体15と加圧接触する被駆動体11とを有する振動型アクチュエータ10の駆動を制御する制御装置140は、圧電素子14に交流電圧を印加して振動体15に振動を励起し、励起された振動により移動する被駆動体11の位置を検出し、検出した位置に基づき圧電素子14に印加する交流電圧の位相差と周波数を操作パラメータとして、被駆動体11の位置をフィードバック制御する。制御装置140は、被駆動体11の停止時と低速駆動時には、交流電圧を生成するためのパルス信号のパルス幅を25%に固定してその位相差を操作し、被駆動体11の高速駆動時には、交流電圧を生成するためのパルス信号のパルス幅を25%から50%の範囲で変化させると共にその周波数を操作する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
電気-機械エネルギ変換素子と弾性体とが接合されてなる振動体と、前記振動体と加圧接触する被駆動体とを有する振動型アクチュエータと、 前記振動型アクチュエータの駆動を制御する制御装置と、を有し、 前記制御装置により前記電気-機械エネルギ変換素子に複数の交流電圧が印加されることによって前記振動体に励起された振動によって前記振動体と前記被駆動体とが相対的に移動する振動型駆動装置であって、 前記制御装置は、 第1のパルス幅と前記第1のパルス幅より大きい第2のパルス幅との間でパルス幅が変化するパルス信号に基づいて前記交流電圧を生成する生成手段と、 前記複数の交流電圧の位相差と周波数を操作パラメータとして、前記振動体と前記被駆動体との相対的な位置または速度をフィードバック制御する制御手段と、を備え、 前記制御手段は、前記振動型アクチュエータの停止時と低速駆動時には、前記パルス信号のパルス幅を前記第1のパルス幅に固定してその位相差を操作し、前記振動型アクチュエータの高速駆動時には、前記パルス信号のパルス幅を前記第1のパルス幅から前記第2のパルス幅の範囲で変化させると共にその周波数を操作することを特徴とする振動型駆動装置。
IPC (5件):
H02N 2/00 ,  G02B 7/08 ,  G02B 7/04 ,  G03B 5/00 ,  G02B 21/00
FI (6件):
H02N2/00 C ,  G02B7/08 C ,  G02B7/04 D ,  G02B7/04 E ,  G03B5/00 J ,  G02B21/00
Fターム (25件):
2H044BD10 ,  2H044BE04 ,  2H044BE10 ,  2H044BE20 ,  2H044DB04 ,  2H044DC10 ,  2H052AD08 ,  2H052AD19 ,  2H052AF14 ,  2H052AF21 ,  2H052AF25 ,  2K005CA02 ,  2K005CA23 ,  2K005CA24 ,  2K005CA35 ,  2K005CA55 ,  5H681AA07 ,  5H681BB02 ,  5H681BB13 ,  5H681BC01 ,  5H681DD15 ,  5H681DD23 ,  5H681FF27 ,  5H681FF30 ,  5H681FF38

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