特許
J-GLOBAL ID:201703011755799815

燃焼用ガス量制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 北村 修一郎 ,  三宅 一郎 ,  東 邦彦
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-270743
公開番号(公開出願番号):特開2014-115041
特許番号:特許第6041655号
出願日: 2012年12月11日
公開日(公表日): 2014年06月26日
請求項(抜粋):
【請求項1】 固定板に対して可動板をガス量調節用移動方向に移動させることにより、ガス通流用開度を最小通流開度と最大通流開度との間の通流開度及び全閉開度に変更するガス量調節部と、 ガス供給を遮断する閉じ状態に付勢されかつ開き状態に操作されたときに電磁保持部にて前記開き状態に保持されるように構成された安全弁と、 前記可動板を前記ガス量調節用移動方向に移動操作し、かつ、安全弁操作用体を前記開き状態に前記安全弁を押し開くための開操作用位置と前記安全弁が前記閉じ状態になることを許容する閉動作許容位置とに移動操作するステッピングモータと、 前記ステッピングモータの出力軸の回転位相を検出する回転位相検出手段と、 燃焼開始、目標火力の大きさ及び燃焼停止を指示する燃焼状態設定部の設定情報、及び、前記回転位相検出手段の検出情報に基づいて、前記ステッピングモータの作動を制御するモータ制御部とが設けられ、 前記モータ制御部が、前記燃焼開始が指示されると、前記安全弁操作用体を前記開操作用位置に操作した後、前記安全弁操作用体を前記閉動作許容位置に操作し、かつ、前記ガス通流用開度を点火用火力の大きさに対応する前記通流開度に変更する点火処理を実行し、前記点火処理の実行後において、前記目標火力が指示されると、指示された前記目標火力の大きさに対応する前記通流開度に変更する火力調節処理を実行し、前記燃焼停止が指示されると、前記ガス通流用開度を前記全閉開度に変更する消火処理を実行するように構成され、かつ、 異常発生情報が入力されたときには、前記回転位相検出手段の検出情報に基づいて、前記安全弁操作用体を前記閉動作許容位置に操作すべく、前記ステッピングモータの作動を制御するように構成された燃焼用ガス量制御装置であって、 前記ステッピングモータの出力軸と前記可動板及び前記安全弁操作用体とを連係する連係機構が、 前記出力軸が設定基準回転位相に回転したときには、前記ガス通流用開度が前記全閉開度となるように前記可動板を操作し、かつ、前記安全弁操作用体を前記閉動作許容位置に操作するように、前記出力軸と前記可動板及び前記安全弁操作用体とを連係し、 前記出力軸が前記設定基準回転位相から回転方向の一方側範囲において正逆に回転したときには、前記ガス通流用開度を前記最小通流開度と前記最大通流開度との間の前記通流開度に変更すべく、前記可動板を前記ガス量調節用移動方向に沿って正逆に移動操作し、かつ、前記出力軸が前記設定基準回転位相から回転方向の他方側範囲に回転したときには、前記ガス通流用開度が前記全閉開度となる位置に前記可動板を維持させるように、前記出力軸と前記可動板とを連係し、且つ、 前記出力軸が前記一方側範囲に回転したときには、前記安全弁操作用体を前記閉動作許容位置に維持させ、かつ、前記出力軸が前記他方側範囲において前記設定基準回転位相から離れる側の安全弁操作用位相に回転したときに、前記安全弁操作用体を前記開操作用位置に操作すべく、前記出力軸と前記安全弁操作用体とを連係するように構成され、 前記モータ制御部が、 前記消火処理として、前記出力軸を前記設定基準回転位相に回転させる処理を実行し、前記点火処理として、前記出力軸を前記設定基準回転位相から前記安全弁操作用位相に回転させた後、前記ガス通流用開度を点火用火力の大きさに対応する前記通流開度にすべく、前記出力軸を前記一方側範囲に操作する処理を実行し、前記火力調節処理として、前記出力軸を前記一方側範囲にて回転させる処理を実行するように構成され、且つ、 前記回転位相検出手段の出力値が正常範囲でない異常であると判別したときには、前記出力軸を前記設定基準回転位相から前記一方側範囲に向けて回転させる方向に相当する基準回転方向に向けて、前記回転位相が前記一方側範囲となるように回転させるべく、予め定めた異常対策用設定パルス数を前記ステッピングモータに印加する異常対策処理を実行するように構成されている燃焼用ガス量制御装置。
IPC (1件):
F23K 5/00 ( 200 6.01)
FI (2件):
F23K 5/00 304 ,  F23K 5/00 301 D

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