特許
J-GLOBAL ID:201703012045569612

ラマン散乱光の観測方法、ラマン散乱光の観測装置及びプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 黒田 雄一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-007565
公開番号(公開出願番号):特開2017-129389
出願日: 2016年01月19日
公開日(公表日): 2017年07月27日
要約:
【課題】ラマン散乱光に重畳する背景光(おもに蛍光)及びガウス雑音の影響を軽減して、ラマン散乱光の観測における信号対雑音比を向上させる。【解決手段】観測装置100は、計測部110、解析部120及び制御部130を備える。制御部130が試料10に対するレーザ照射の開始を発光部20に指示すると、計測部110の受光部111が試料10からラマン散乱光及び蛍光を集光し、分光部112で分光された結果のスペクトルデータが一定の時間にわたって繰り返し記録部113に記録される。解析部120は多変量解析を用いて記録されたスペクトルデータを解析し、ラマン散乱光と蛍光のスペクトルを分離すると共に信号対雑音比を向上させる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
試料に対して、連続する複数の時間インターバルにわたってレーザ光を照射し、 前記複数の時間インターバルごとに、前記試料から散射されるラマン散乱光及び前記試料から放射される蛍光を集光すると共に、前記ラマン散乱光及び前記蛍光を含むスペクトルを記録し、 前記複数の時間インターバルごとに記録されたスペクトルから、多変量解析を用いて、前記ラマン散乱光の強度及び前記蛍光の強度のそれぞれの時間依存性を抽出すると共に前記ラマン散乱光のスペクトルを前記蛍光のスペクトルから分離する ことを特徴とするラマン散乱光の観測方法。
IPC (1件):
G01N 21/65
FI (1件):
G01N21/65
Fターム (11件):
2G043AA01 ,  2G043CA05 ,  2G043EA03 ,  2G043FA03 ,  2G043HA02 ,  2G043HA15 ,  2G043JA01 ,  2G043KA09 ,  2G043LA01 ,  2G043MA01 ,  2G043NA02

前のページに戻る