特許
J-GLOBAL ID:201703012051068250

固体高分子形燃料電池のセパレータ用チタン材、およびそれを用いたセパレータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): アセンド特許業務法人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-124542
公開番号(公開出願番号):特開2017-017026
出願日: 2016年06月23日
公開日(公表日): 2017年01月19日
要約:
【課題】初期の接触抵抗が低く、固体高分子形燃料電池内でセパレータとして用いたときの環境において良好な耐食性を有し、それゆえに、低い接触抵抗が維持され、かつ安価である、固体高分子形燃料電池セパレータ用のチタン材を提供する。【解決手段】このチタン材は、質量%で、白金族元素:0.005〜0.15%、および希土類元素:0.001〜0.1%を含有し、残部がTi、および不純物からなる母材11と、母材11の表面に形成されたチタン酸化皮膜12と、チタン酸化皮膜12の少なくとも一部を覆うように形成された白金族元素部12Aと、チタン酸化皮膜12および白金族元素部12Aの上に形成され、炭素含有率が95質量%以上であり、導電性を有する炭素層13とを含む。チタン酸化皮膜12の表面上で、白金族元素部12Aの占める面積の割合は、5%以上である。【選択図】図2B
請求項(抜粋):
固体高分子形燃料電池のセパレータ用チタン材であって、 質量%で、白金族元素:0.005〜0.15%、および希土類元素:0.001〜0.1%を含有し、残部がTi、および不純物からなる母材と、 前記母材の表面に形成されたチタン酸化皮膜と、 前記チタン酸化皮膜の少なくとも一部を覆うように形成された白金族元素部と、 前記チタン酸化皮膜および前記白金族元素部の上に形成され、炭素含有率が95質量%以上であり、導電性を有する炭素層と、 を含み、 前記チタン酸化皮膜の表面上で、前記白金族元素部の占める面積の割合が、5%以上である、チタン材。
IPC (7件):
H01M 8/020 ,  H01M 8/10 ,  C22C 14/00 ,  C25D 11/26 ,  C23C 22/34 ,  C23C 22/54 ,  C23C 22/82
FI (7件):
H01M8/02 B ,  H01M8/10 ,  C22C14/00 Z ,  C25D11/26 302 ,  C23C22/34 ,  C23C22/54 ,  C23C22/82
Fターム (17件):
4K026AA08 ,  4K026BA08 ,  4K026BB10 ,  4K026CA28 ,  4K026CA34 ,  4K026DA03 ,  4K026EA12 ,  4K026EB11 ,  5H026AA06 ,  5H026BB04 ,  5H026CC03 ,  5H026CC04 ,  5H026CC05 ,  5H026EE02 ,  5H026EE05 ,  5H026EE08 ,  5H026HH05
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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