特許
J-GLOBAL ID:201703012194354734

高充填あるいは繊維フリーの衛生物品用の高吸収性ポリマー

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (7件): 牛木 護 ,  高橋 知之 ,  守屋 嘉高 ,  田中 淳二 ,  矢野 卓哉 ,  小原 隆章 ,  加藤 裕介
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-541616
特許番号:特許第6111257号
出願日: 2012年11月12日
請求項(抜粋):
【請求項1】以下の内少なくとも1つの特性を有する吸収性ポリマー素材粒子の製造方法であって、 1)2から12までの整数の中から選択された少なくとも一つの数値iに対して、 最大APCi×10 sec値(=APCmax値)が1.6以上であり、 2)2から12までの整数の中の全ての数値iに対して、全てのAPCi×10 sec値の総計(=APCSUM)の数値が12以上であり、 ここで、 - QIi×10 sec値は、重量濃度0.9%のNaCl溶液を加えたi×10秒後の本明細書に記載されている試験方法により決定される膨潤指数の数値、 - PIi×10 sec値は、重量濃度0.9%のNaCl溶液を加えた後に、i×10秒後の本明細書に記載されている試験方法により決定される浸透指数、 とすると、 前記APCi×10 sec値は、以下のように定義され、 APCi×10 sec=QIi×10 sec値2×PIi×10 sec値 前記製造方法は、 i)重合性モノエチレン性不飽和酸官能モノマー(α1)あるいはその塩と、前記重合性モノエチレン性不飽和酸官能モノマー(α1)と重合可能なモノエチレン性不飽和モノマー(α2)と、発泡剤(α3)と、少なくとも一つの架橋剤(α4)と、を含むモノマー水溶液を遊離重合させて、微孔構造を有するヒドロゲルを得るステップと、 ii)微孔構造を有する前記ヒドロゲルを任意で粉砕するステップと、 iii)微孔構造を有する吸収性ポリマー素材粒子を得るために、任意で粉砕された、微孔構造を有する前記ヒドロゲルを乾燥させるステップと、 iv)生じた微孔構造を有する前記吸収性ポリマー素材粒子を、任意で砕き、ふるい分けるステップと、 v)生じた微孔構造を有する前記吸収性ポリマー素材粒子の表面に、前記ポリマー素材粒子の表面の酸性基と反応することができる官能基を二つ以上有する架橋剤と共に、ポスト架橋を施し、ポスト架橋前に、ポスト架橋中に、あるいはポスト架橋後に前記ポリマー素材粒子の表面がアルミニウム塩と接触するようにするステップと、 を有し、 前記モノエチレン性不飽和モノマー(α2)の化学構造は、 であり、R1とR2の少なくとも一つがアリルであり、R1とR2のいずれか一つがアリルの場合、R1とR2のいずれかもう一方はメチル、エチル、n-プロピル、イソプロピル、n-ブチル、イソブチル、n-ペンチル、2-メチルブチル、2,2-ジメチルプロピル、水酸基、あるいはアセチルであり、nは2から20、mは2から20をとるものであり、EOとPOはそれぞれ、界面活性剤特性を作り出すための親水性および疎水性のブロックである、 ことを特徴とする吸収性ポリマー素材粒子の製造方法。
IPC (6件):
A61F 13/15 ( 200 6.01) ,  A61F 13/534 ( 200 6.01) ,  A61L 15/24 ( 200 6.01) ,  A61L 15/60 ( 200 6.01) ,  C08F 2/44 ( 200 6.01) ,  C08F 220/06 ( 200 6.01)
FI (7件):
A61F 13/15 329 ,  A61F 13/15 310 ,  A61F 13/534 110 ,  A61L 15/24 200 ,  A61L 15/60 200 ,  C08F 2/44 A ,  C08F 220/06
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (6件)
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