特許
J-GLOBAL ID:201703012206580913

トランスファフィンガー用シミュレーション装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 塩川 修治
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-019303
特許番号:特許第6130942号
出願日: 2016年02月03日
要約:
【課題】 トランスファフィンガー用シミュレーション装置において、簡素かつ小重量化し、可搬性を向上させるとともに、各フィンガーとプレス機或いは下型との干渉の有無を簡易かつ短時間に検証すること。 【解決手段】 トランスファフィンガー用シミュレーション装置100であって、実際のプレス機におけるボルスタ上の下型1に対する一定の方向視に直交する検証平面(F)上で、トランスファ装置の各フィードバーに取付けられた各フィンガーが移動する実際の移動軌跡(M)と同一をなす下型干渉曲線(K)を備えた下型干渉検出定規60を有してなるもの。 【選択図】 図3
請求項(抜粋):
【請求項1】 プレス機に設置されるトランスファ装置の一対のフィードバーに取付けられた各フィンガーが、加工品をクランプし、ボルスタ上の下型に対するフィードストローク方向とリフトアップ方向とを含む送り方向に沿う一定の移動軌跡上を移動するトランスファ動作を、プレス機から離れて模擬的に検証可能にするトランスファフィンガー用シミュレーション装置であって、 下型がセットされる擬似ボルスタと、 擬似ボルスタの上部に互いに平行に配置され、かつ互いに接近又は離隔する方向へ移動可能に配置される2本の擬似フィードバーと、 実際のプレス機におけるボルスタ上の下型に対し、トランスファ装置の各フィードバーの長手方向に直交する水平方向視に直交する検証平面上で、各フィードバーに取付けられた各フィンガー又は該フィンガーにクランプされた加工品がフィードストローク方向とリフトアップ方向とを含む送り方向に沿って移動する実際の移動軌跡と同一をなす下型干渉曲線を備えた下型干渉検出定規とを有し、 2本の擬似フィードバーに取付けられた各フィンガー又は該フィンガーにクランプされた加工品が、擬似ボルスタ上の下型に対して実際の移動軌跡に倣って移動するとしたときに、該実際の移動軌跡の基準点となる位置を模した位置に設定されるシミュレーション状態下で、 前記下型干渉検出定規の下型干渉曲線における各フィンガー又は該フィンガーにクランプされた加工品の実際の移動軌跡の基準点に対応することとなる部位が上記シミュレーション状態下の各フィンガー又は該フィンガーにクランプされた加工品に保持又は当て止めされ、かつ該下型干渉検出定規の下型干渉曲線を含む平面が実際のプレス機におけるトランスファ装置の上記検証平面に対応することとなる面上に配置されてなるトランスファフィンガー用シミュレーション装置。
IPC (2件):
B21D 43/05 ( 200 6.01) ,  B30B 13/00 ( 200 6.01)
FI (2件):
B21D 43/05 W ,  B30B 13/00 P
引用特許:
審査官引用 (1件)

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