特許
J-GLOBAL ID:201703012379121922
Massive-MIMOアンテナ測定装置およびその指向性測定方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
早川 誠志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-016266
公開番号(公開出願番号):特開2017-134026
出願日: 2016年01月29日
公開日(公表日): 2017年08月03日
要約:
【課題】Massive-MIMOアンテナの指向性を近傍界測定する際の測定範囲を最小限度に抑え、測定精度の悪化を防止する。【解決手段】ビーム方向検出手段33は供試アンテナ1の電磁波放射面1aが測定平面Pに正対する基準方向を向いている状態でプローブアンテナ12を大まかに走査させ、その受信信号に基づき供試アンテナ1が放射しているビームの方向を検出する。アンテナ向き変更手段34は検出されたビームの方向が測定平面Pの中央に向くように供試アンテナ1の向きを変更する。この状態で仮指向性算出手段35は、プローブアンテナ1を測定平面全体にわたって細かく走査させ、その受信信号に基づき供試アンテナ1の仮の指向性を求める。指向性補正手段36は、求めた仮の指向性を、供試アンテナ1の向きを変更した角度分補正して供試アンテナ1が基準方向を向いているときの遠方界の指向性を求める。【選択図】図1
請求項(抜粋):
Massive-MIMOアンテナを供試アンテナとし、該供試アンテナを支持する供試アンテナ支持部(31)と、
前記供試アンテナから出力される電磁波を受信するためのプローブアンテナ(12)と、
前記プローブアンテナを前記供試アンテナの近傍界領域の所定の測定平面内で移動させるためのプローブ走査機構(13)と、
前記供試アンテナに測定用の信号を与える信号発生器(21)と、
前記プローブアンテナの受信信号から振幅と位相を検出する振幅位相検出器(22)と、
前記プローブ走査機構を制御し、前記プローブアンテナの位置を前記測定平面内で走査させつつ前記振幅位相検出器の出力を受けて、前記供試アンテナの遠方界指向性を求める測定制御部(32)とを備えたMassive-MIMOアンテナ測定装置において、
前記供試アンテナ支持部は、前記供試アンテナの電磁波放射面が前記測定平面に正対する向きを基準方向とし、前記供試アンテナの向きを前記基準方向から変更できるように構成され、
前記測定制御部は、
前記供試アンテナが前記基準方向を向いている状態で、前記プローブアンテナが前記測定平面の一部を通過するように走査させ、該走査で得られる振幅、位相の情報から、前記供試アンテナが放射しているビームの方向を求めるビーム方向検出手段(33)と、
前記ビーム方向検出手段によって検出されたビームの方向が、前記測定平面の中央に向くように、前記供試アンテナ支持部を制御して前記供試アンテナの向きを変更するアンテナ向き変更手段(34)と、
前記アンテナ向き変更手段によってビーム方向が前記測定平面の中央に向くように前記供試アンテナの向きが変更された状態で、前記プローブアンテナを前記測定平面上で走査して、前記供試アンテナの仮の指向性を求める仮指向性算出手段(35)と、
前記仮指向性算出手段で得られた仮の指向性を、前記アンテナ向き変更手段によって変更した角度分補正して、前記供試アンテナが前記基準方向を向いているときの指向性を求める指向性補正手段(36)とを備えていることを特徴とするMassive-MIMOアンテナ測定装置。
IPC (3件):
G01R 29/10
, H04B 7/04
, H01Q 3/08
FI (4件):
G01R29/10 E
, G01R29/10 B
, H04B7/04
, H01Q3/08
Fターム (9件):
5J021AA05
, 5J021AA09
, 5J021DA02
, 5J021EA04
, 5J021GA02
, 5J021JA10
, 5K159CC04
, 5K159DD41
, 5K159EE02
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