特許
J-GLOBAL ID:201703012517327219
測風装置、測風システム、測風方法、及び測風プログラム
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (3件):
相田 伸二
, 鄭 元基
, 相田 京子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-006934
公開番号(公開出願番号):特開2017-129366
出願日: 2016年01月18日
公開日(公表日): 2017年07月27日
要約:
【課題】ガラスなどのコーティングが施されて応答性能に比較的劣る測定用センサ部(風速計)であっても、より高い風速の変動を測ることができるようにする。【解決手段】本発明に係る測風装置1は、測定用センサ部2からのアナログ信号SAにディザ信号Sditを付加するためのディザ信号生成部3及びディザ信号付加部4と、該ディザ信号Sditが付加されたアナログ信号SAditをオーバーサンプリングしてデジタル信号SDに変換するA/D変換部6と、該A/D変換部6にて変換されたデジタル信号SDをフーリエ変換するフーリエ変換部10と、振幅スペクトルと位相スペクトルとを求める第1スペクトル演算部11と、該スペクトルの補正を行うための補正係数演算部12及びスペクトル補正部13と、逆フーリエ変換を行う逆フーリエ変換部14と、を備えているので、より高い風速変動を捉えることができる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
風速又は風圧を測定する測定用センサ部からのアナログ信号をデジタル信号に変換して出力する測風装置において、
ディザ信号を生成するディザ信号生成部と、
前記測定用センサ部からの前記アナログ信号に前記ディザ信号生成部により生成されたディザ信号を付加するディザ信号付加部と、
該ディザ信号が付加されたアナログ信号を所定のオーバーサンプリング周波数でオーバーサンプリングしてデジタル信号に変換するA/D変換部と、
該A/D変換部にて変換されたデジタル信号をフーリエ変換するフーリエ変換部と、
振幅スペクトルと位相スペクトルとを求める第1スペクトル演算部と、
前記振幅スペクトルの補正係数である振幅補正係数と前記位相スペクトルの補正係数である位相補正係数とを求める補正係数演算部と、
該振幅補正係数と該位相補正係数とによって前記第1スペクトル演算部にて求めた前記振幅スペクトル及び前記位相スペクトルを補正するスペクトル補正部と、
該補正を行った振幅スペクトル及び位相スペクトルに逆フーリエ変換を行う逆フーリエ変換部と、
を備え、
前記補正係数演算部は、
前記測定用センサ部と該測定用センサ部よりも応答性能が高い校正用センサ部とによる風速又は風圧の同時計測で得られた時刻歴波形をフーリエ変換して該測定用センサ部の振幅スペクトルGG(f)及び位相スペクトルPG(f)と該校正用センサ部の振幅スペクトルGH(f)及び位相スペクトルPH(f)とを求める第2スペクトル演算部と、
該第2スペクトル演算部にて求められた振幅スペクトルGG(f)及びGH(f)より振幅の比率である振幅補正係数GG(f)/GH(f)=g(f)を求める振幅補正係数演算部と、
前記第2スペクトル演算部にて求められた位相スペクトルPG(f)及びPH(f)より位相の差分である位相補正係数PG(f)-PH(f)=p(f)を求める位相補正係数演算部と、
により構成された、
ことを特徴とする測風装置。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (7件):
2F055AA39
, 2F055BB19
, 2F055CC59
, 2F055DD20
, 2F055EE40
, 2F055FF17
, 2F055GG31
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