特許
J-GLOBAL ID:201703012530532506

音源定位装置、方法、及びプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人太陽国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-032366
公開番号(公開出願番号):特開2017-151221
出願日: 2016年02月23日
公開日(公表日): 2017年08月31日
要約:
【課題】雑音が存在する場合であっても、複数の音源を同時に定位することができるようにする。【解決手段】空間差分算出部22が、複数の方向に対し、観測信号の差分を算出し、時間周波数展開部24が、基準のマイクロホンの観測信号を入力として、各周波数の観測時間周波数成分を出力すると共に、複数の方向に対して算出された観測信号の差分を入力として、複数の方向に対して、各周波数の観測時間周波数成分を出力する。音源位置推定部25が、音源拘束偏微分方程式の周波数領域表現を用いて定められた、複数の音源と加法雑音が存在する場合における、複数の音源の位置を条件とした、基準のマイクロホンの各周波数の観測時間周波数成分、及び複数の方向に対する各周波数の観測時間周波数成分の確率密度値を大きくし、かつ、周波数領域表現における各時刻の各周波数成分において、高々1つの音源のみが支配的になるように、複数の音源の各々の位置を推定する。【選択図】図3
請求項(抜粋):
マイクロホンアレイにより入力された複数の音源からの音源信号が混合された観測信号から、前記複数の音源の各々の位置を推定する音源定位装置であって、 複数の方向の各々に対し、前記マイクロホンアレイのうち、前記方向に並んだマイクロホンのペアにより入力された前記観測信号の差分を算出する空間差分算出部と、 前記マイクロホンアレイのうち、基準のマイクロホンにより入力された前記観測信号を入力として、各周波数の観測時間周波数成分を出力すると共に、前記空間差分算出部によって前記複数の方向の各々に対して算出された前記観測信号の差分を入力として、前記複数の方向の各々に対して、各周波数の観測時間周波数成分を出力する時間周波数展開部と、 前記時間周波数展開部により出力された、前記基準のマイクロホンの各周波数の観測時間周波数成分、及び前記複数の方向の各々に対する各周波数の観測時間周波数成分に基づいて、音源拘束偏微分方程式の周波数領域表現を用いて定められた、前記複数の音源と加法雑音が存在する場合における、前記複数の音源の各々の位置を条件とした、前記基準のマイクロホンの各周波数の観測時間周波数成分、及び前記複数の方向の各々に対する各周波数の観測時間周波数成分の確率密度値を大きし、かつ、周波数領域表現における各時刻の各周波数成分において、高々1つの音源のみが支配的になるように、前記複数の音源の各々の位置を推定する音源位置推定部と、 を含む音源定位装置。
IPC (4件):
G10L 25/51 ,  G10L 21/027 ,  H04R 3/00 ,  H04R 1/40
FI (4件):
G10L25/51 400 ,  G10L21/0272 100A ,  H04R3/00 320 ,  H04R1/40 320A
Fターム (4件):
5D018BB22 ,  5D220BA06 ,  5D220BB03 ,  5D220BC05

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