特許
J-GLOBAL ID:201703012908592260

噛合チェーン及び可動体移動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 恩田 誠 ,  恩田 博宣
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-031145
特許番号:特許第6078672号
出願日: 2016年02月22日
要約:
【課題】チェーン部材を構成する部品の種類を低減することができる噛合チェーン及び可動体移動装置を提供する。 【解決手段】噛合チェーン12は、進退移動可能な一対のチェーン部材12a,12bを有し、これらが進行方向Z1に移動することで噛み合って一体化し、その一体化した状態からこれらが退行方向Z2に移動することで噛み外れて分岐する。チェーン部材12a,12bは、大きさの異なる一対のピン孔23a,23bを有した複数の外プレート22同士及び複数の内プレート21同士がそれぞれピン孔23a,23bにおいて直列に連結ピン24によって回動自在に連結される。連結ピン24は進退移動方向Zに並んで配置された一対のピン孔23a,23bのうち小さい方に密嵌され且つ大きい方に遊嵌される。チェーン部材12a,12b同士が一体化された状態では、対向する連結ピン24同士のピン孔23a,23bに対する嵌合状態が同じになる。 【選択図】図5
請求項(抜粋):
【請求項1】 進退移動可能な少なくとも一対のチェーン部材を有し、対をなす前記チェーン部材同士が進行方向に移動することで相互に噛み合って一体化する一方、その一体化した噛合状態から前記チェーン部材同士が退行方向に移動することで相互に噛み外れて分岐する噛合チェーンであって、 前記チェーン部材は、一対のピン孔を有した複数のリンクプレート同士が前記一対のピン孔において直列に連結ピンによって回動自在に連結され、 前記チェーン部材を構成する複数の前記リンクプレートの前記一対のピン孔は、それぞれ前記チェーン部材の進退移動方向に並んで配置されるとともに、互いに大きさが異なり、 前記連結ピンは、前記一対のピン孔のうちの小さい方の前記ピン孔に密嵌され且つ大きい方の前記ピン孔に遊嵌され、 前記チェーン部材同士が噛み合って一体化された状態では、前記進退移動方向及び前記連結ピンの延びる方向の両方と直交する方向において対向する前記連結ピン同士の前記ピン孔に対する嵌合状態が同じになることを特徴とする噛合チェーン。
IPC (4件):
B66F 7/12 ( 200 6.01) ,  F16G 13/20 ( 200 6.01) ,  F16G 13/06 ( 200 6.01) ,  F16G 13/07 ( 200 6.01)
FI (5件):
B66F 7/12 ,  F16G 13/20 ,  F16G 13/06 B ,  F16G 13/06 E ,  F16G 13/07

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