特許
J-GLOBAL ID:201703012938899769

1,4-ブタンジオールの製造方法、微生物及び遺伝子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 伊東 忠重 ,  伊東 忠彦
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2013082068
公開番号(公開出願番号):WO2014-087921
出願日: 2013年11月28日
公開日(公表日): 2014年06月12日
要約:
微生物及び/又はその培養物を用いて、アセチルCoA、アセトアセチルCoA、3-ヒドロキシブチリルCoA、クロトニルCoA、4-ヒドロキシブチリルCoAを経由して、1,4-ブタンジオールを製造する方法であって、前記微生物は、(a)配列番号1の塩基配列を有する遺伝子、(b)配列番号1の塩基配列において1若しくは複数個の塩基が欠失、置換若しくは付加された塩基配列を有する遺伝子であって、配列番号1の塩基配列に対して90%以上の同一性の塩基配列を有する遺伝子、(c)配列番号1に記載の塩基配列を有する遺伝子と相補的な塩基配列を有する遺伝子とストリンジェントな条件下でハイブリダイズする遺伝子、のいずれかの遺伝子を含み、かつ、(d)配列番号2乃至9の塩基配列を有する遺伝子、(e)配列番号2乃至9の塩基配列において、1若しくは複数個の塩基が欠失、置換若しくは付加された塩基配列を有する遺伝子であって、元の塩基配列に対して90%以上の同一性の塩基配列を有する遺伝子、(f)配列番号2乃至9の塩基配列を有する遺伝子と相補的な塩基配列を有する遺伝子とストリンジェントな条件下でハイブリダイズする遺伝子、のいずれか一つ以上の遺伝子を含む、1,4-ブタンジオールの製造方法。
請求項(抜粋):
微生物及び/又はその培養物を用いて、以下の工程を経て、1,4-ブタンジオールを製造する方法であって、 (1)アセチルCoAをアセトアセチルCoAに変換する工程 (2)アセトアセチルCoAを3-ヒドロキシブチリルCoAに変換する工程 (3)3-ヒドロキシブチリルCoAをクロトニルCoAに変換する工程 (4)クロトニルCoAを4-ヒドロキシブチリルCoAに変換する工程 (5)4-ヒドロキシブチリルCoAを1,4-ブタンジオールに変換する工程 前記微生物は、 前記(4)の工程を触媒する酵素をコードする遺伝子として、 (a)配列番号1の塩基配列を有する遺伝子、 (b)配列番号1の塩基配列において1若しくは複数個の塩基が欠失、置換若しくは付加された塩基配列を有する遺伝子であって、配列番号1の塩基配列に対して90%以上の同一性の塩基配列を有する遺伝子、 (c)配列番号1に記載の塩基配列を有する遺伝子と相補的な塩基配列を有する遺伝子とストリンジェントな条件下でハイブリダイズする遺伝子、 のいずれかの遺伝子を含み、かつ、 前記(1)〜(3)、(5)の工程のいずれかを触媒する酵素をコードする遺伝子として、 (d)配列番号2乃至9のいずれかの塩基配列を有する遺伝子、 (e)配列番号2乃至9のいずれかの塩基配列において、1若しくは複数個の塩基が欠失、置換若しくは付加された塩基配列を有する遺伝子であって、元の塩基配列に対して90%以上の同一性の塩基配列を有する遺伝子、 (f)配列番号2乃至9のいずれかの塩基配列を有する遺伝子と相補的な塩基配列を有する遺伝子とストリンジェントな条件下でハイブリダイズする遺伝子、 のいずれか一つ以上の遺伝子を含む、1,4-ブタンジオールの製造方法。
IPC (6件):
C12P 7/18 ,  C12N 15/09 ,  C12N 1/15 ,  C12N 1/19 ,  C12N 1/21 ,  C12N 5/10
FI (6件):
C12P7/18 ,  C12N15/00 A ,  C12N1/15 ,  C12N1/19 ,  C12N1/21 ,  C12N5/00 101
Fターム (17件):
4B024AA03 ,  4B024BA80 ,  4B024CA04 ,  4B024DA06 ,  4B024EA04 ,  4B024GA11 ,  4B064AC05 ,  4B064CA02 ,  4B064CA19 ,  4B064CC24 ,  4B064DA16 ,  4B065AA26X ,  4B065AB01 ,  4B065AC14 ,  4B065BA02 ,  4B065CA05 ,  4B065CA60
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特許第4380704号明細書
  • 国際公開2008/115840号公報

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