特許
J-GLOBAL ID:201703012977222415

設計支援プログラム及び構造計算プログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山木 義明
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2013076294
公開番号(公開出願番号):WO2015-045104
出願日: 2013年09月27日
公開日(公表日): 2015年04月02日
要約:
接合金物と柱部材の接合部が局所的に降伏することを防止し、かつ接合金物や柱脚構造の高額化を防止する柱脚構造の設計に用いることができる、設計支援プログラム及び構造計算プログラムを提供する。 接合金物42が基礎コンクリート3から突出したアンカーボルト10に固定された柱脚部41と、接合金物42に接合された柱部材4を備えた柱脚構造40の設計に用いられる設計支援プログラム50であって、柱脚部41は柱部材4よりも先に降伏し、接合金物42の設計基準強度F1 ́は柱部材4の設計基準強度F2より小さく、設計支援プログラム50は、F1 ́をF2で除した値を柱部材4の曲げ耐力Mpに乗じて柱部材4の指標曲げ耐力Mp ́を算出し、柱脚部41の曲げ耐力Mu ́と指標曲げ耐力Mp ́を比較し、柱脚部41の曲げ耐力Mu ́が指標曲げ耐力Mp ́よりも小さい場合に、柱脚部41の曲げ耐力Mu ́を柱脚構造40の終局曲げ耐力Msとする。
請求項(抜粋):
基礎コンクリートの上方に配置された接合金物が、前記基礎コンクリートから上方に突出したアンカーボルトに固定された柱脚部と、前記接合金物の上面にその下端部が接合された柱部材とを備えた柱脚構造の設計に用いられる設計支援プログラムであって、 前記柱脚構造に加えられる荷重が増えていくと、前記柱脚部は前記柱部材よりも先に降伏するように設定され、 前記接合金物の設計基準強度は、前記柱部材の設計基準強度より小さく設定され、 前記設計支援プログラムは、 前記接合金物の設計基準強度を前記柱部材の設計基準強度で除した値を前記柱部材の曲げ耐力に乗じて前記柱部材の指標曲げ耐力を算出するステップと、 前記柱脚部の曲げ耐力と前記柱部材の指標曲げ耐力を比較するステップと、 前記柱脚部の曲げ耐力が前記柱部材の指標曲げ耐力よりも小さい場合に、前記柱脚部の曲げ耐力を前記柱脚構造の終局曲げ耐力とするステップを備えたことを特徴とする設計支援プログラム。
IPC (1件):
E04B 1/00
FI (1件):
E04B1/00

前のページに戻る