特許
J-GLOBAL ID:201703012991358346

自力浮遊型溶出容器

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-233742
特許番号:特許第6179835号
出願日: 2016年12月01日
要約:
【課題】 従来の固形の芳香洗浄剤をそのまま投入するものは、流水時に排水口を塞いでしまうこと、常に水中に露出されるため溶けた成分が過度に放出されることという問題があった。また、貯水タンク内に容器を吊設または固定するものは、設置する場所が必要でかつ時間がかかること、破損による落下で使用効果が得られなくなること、構造が複雑なため製造費用が高くなることなどの問題があった。 【解決手段】 上下2つに分離する透明球体容器で下方に一段または複数段に少なくとも1個以上の通水薬剤連通口と錘を有し、その容器に芳香洗浄剤を収容する。貯水タンク内の水面に置くと容器の約半分まで注水され残り半分は空気が残る。これにより容器に浮力が生まれ自力で水面にとどまるほか、薬剤溶出量を調節し長持ちさせ、排水口に詰まることも防ぐことができる。また、芳香洗浄剤の残量確認や設置が容易になり、形状が単純なため壊れにくくなる。 【選択図】図1
請求項(抜粋):
【請求項1】 固形の芳香洗浄剤が収容される上下半分で分割可能な球体の溶出容器であって、溶出容器は少なくとも半径1cm以上かつ貯水タンク内に収まる大きさであり、溶出容器の少なくとも上部の一部が透明のポリエチレンまたはポリプロピレンのプラスチック製であり、溶出容器底面から高さ2/3の範囲内に少なくとも1個以上の半径0.5〜5mmの通水薬剤連通口を複数段に4〜10個有し水位が連通口の最上段に達すると注水が止まり空気が1/2程度残り外部補助がなくとも容器単体での水面浮遊が可能であり、球体上下の結合部に有する螺合機構によって該通水薬剤連通口の少なくとも一段に連通口面積を可変可能な機構を有し、溶出容器下部に0.2〜10gの錘を有することを特徴とする自力浮遊型溶出容器。
IPC (1件):
E03D 9/02 ( 200 6.01)
FI (1件):
E03D 9/02
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (1件)

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