特許
J-GLOBAL ID:201703013309797100

電線張力低減装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 清原 義博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-032499
公開番号(公開出願番号):特開2017-153219
出願日: 2016年02月23日
公開日(公表日): 2017年08月31日
要約:
【課題】耐張鉄塔に接続される架空送電線に過度の張力が作用するのを防止することができる電線張力低減装置を提供する。【解決手段】電線張力低減装置Mは、引張荷重が所定値を超えると破断する第1の荷重緩和部材1と、破断時の引張荷重よりも小さい引張荷重で変形可能であり、第1の荷重緩和部材1の破断時の伸び量よりも大きい伸び量を有する第2の荷重緩和部材2と、第2の荷重緩和部材2の伸び量を規制する伸び量規制部材3とを備える。電線に破断を生じさせる引張荷重よりも小さい引張荷重で第1の荷重緩和部材1を破断させて、電線の張力を低減化させ、断線を未然に防ぐ。第2の荷重緩和部材2は、第1の荷重緩和部材1の破断時の衝撃を緩和し、破断後の引張荷重の増大を抑制する。最終形態では、伸び量規制部材3が引張荷重を支持するから、通常の架線金具と同等の機械的性能を有する電線張力低減装置Mを提供することができる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
耐張鉄塔に接続される電線の張力を低減させるための電線張力低減装置であって、 電線の長手方向に作用する引っ張り力によって、この長手方向に伸びるように変形可能であり、引張荷重が所定値を超えると破断する第1の荷重緩和部材と、 第1の荷重緩和部材の破断時の引張荷重よりも小さい引張荷重で、上記長手方向へ伸びるように変形可能であり、第1の荷重緩和部材の破断時の伸び量よりも大きい伸び量を有する第2の荷重緩和部材と、 第2の荷重緩和部材の伸び量を、第2の荷重緩和部材が破断する時の伸び量未満に規制する伸び量規制部材とを備えることを特徴とする電線張力低減装置。
IPC (2件):
H02G 7/04 ,  H02G 7/02
FI (2件):
H02G7/04 ,  H02G7/02
Fターム (4件):
5G367DA01 ,  5G367DB13 ,  5G367DC02 ,  5G367DC03

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