特許
J-GLOBAL ID:201703013624392755
鉄筋コンクリート構造物の耐力評価方法、及び耐力評価プログラム
発明者:
,
,
,
,
,
出願人/特許権者:
,
,
代理人 (1件):
甲斐 哲平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-062673
公開番号(公開出願番号):特開2017-173274
出願日: 2016年03月25日
公開日(公表日): 2017年09月28日
要約:
【課題】本願発明の課題は、従来技術が抱える問題を解決することであり、すなわち、主筋とせん断補強筋の腐食の進行程度を個別に推定し、さらに鉄筋コンクリート構造物のせん断耐力と曲げ耐力を考慮したうえで鉄筋コンクリート構造物の耐力を評価することができる耐力評価方法と耐力評価プログラムを提供することである。【解決手段】本願発明の鉄筋コンクリート構造物の耐力評価方法は、第1腐食量算出工程と、第2腐食量算出工程、第1残存鉄筋量算出工程、第2残存鉄筋量算出工程、せん断耐力算出工程、曲げ耐力算出工程、曲げせん断耐力比算出工程、耐力評価工程を備えた方法である。このうち曲げせん断耐力比算出工程では、鉄筋コンクリートのせん断耐力と曲げ耐力に基づいて鉄筋コンクリートの曲げせん断耐力比を求め、耐力評価工程では、鉄筋コンクリートの曲げせん断耐力比と、閾値を比較することで鉄筋コンクリート構造物の耐力を判定する。【選択図】図7
請求項(抜粋):
鉄筋コンクリート構造物の耐力を評価する方法において、
鉄筋径とかぶり深さに基づいて、せん断補強筋の腐食量を求める第1腐食量算出工程と、
鉄筋径とかぶり深さに基づいて、主筋の腐食量を求める第2腐食量算出工程と、
前記第1腐食量算出工程で得られた腐食量に基づいて、前記せん断補強筋の残存鉄筋量を求める第1残存鉄筋量算出工程と、
前記第2腐食量算出工程で得られた腐食量に基づいて、前記主筋の残存鉄筋量を求める第2残存鉄筋量算出工程と、
前記せん断補強筋及び前記主筋の残存鉄筋量に基づいて、鉄筋コンクリートのせん断耐力を算出するせん断耐力算出工程と、
前記主筋の残存鉄筋量に基づいて、鉄筋コンクリートの曲げ耐力を算出する曲げ耐力算出工程と、
前記せん断耐力算出工程で得られた鉄筋コンクリートのせん断耐力と、前記曲げ耐力算出工程で得られた鉄筋コンクリートの曲げ耐力と、に基づいて鉄筋コンクリートの曲げせん断耐力比を求める曲げせん断耐力比算出工程と、
前記曲げせん断耐力比算出工程で得られた鉄筋コンクリートの曲げせん断耐力比と、あらかじめ設定された閾値と、を比較することで前記鉄筋コンクリート構造物の耐力を判定する耐力評価工程と、
を備えた、ことを特徴とする鉄筋コンクリート構造物の耐力評価方法。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (6件):
2G050AA01
, 2G050AA02
, 2G050BA02
, 2G050DA02
, 2G050EB01
, 2G050EC05
前のページに戻る