特許
J-GLOBAL ID:201703013775187347
電力変換装置、および電圧センサ特性の異常診断方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (6件):
曾我 道治
, 梶並 順
, 大宅 一宏
, 上田 俊一
, 吉田 潤一郎
, 飯野 智史
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-141340
特許番号:特許第6195651号
出願日: 2016年07月19日
要約:
【課題】電圧センサの検出特性に意図しない変動が生じているか否かを高精度に診断する。
【解決手段】直流電源(20)と、昇圧コンバータ(50)と、インバータ(70)と、一次平滑コンデンサ(41)と、二次平滑コンデンサ(61)と、昇圧コンバータ内に設けられた中間コンデンサ(53)と、各コンデンサの電圧を計測する3つの電圧センサ(42、54、62)とを備えた電力変換装置であって、各コンデンサの放電動作中にモニタリングした各電圧センサの検出結果の遷移状態から、各電圧センサの検出特性の異常有無の診断を実行する異常診断制御部(10)をさらに備える。
【選択図】図1
請求項(抜粋):
【請求項1】 第1のパワー半導体素子群のスイッチングにより、直流電源から供給される直流電圧をDC/DC変換し、昇圧直流電圧を出力する昇圧コンバータと、
前記昇圧コンバータの後段に接続され、第2のパワー半導体素子群のスイッチングにより、前記昇圧直流電圧をDC/AC変換し交流電圧を出力するインバータと、
前記直流電源と前記昇圧コンバータとの間に接続され、前記昇圧コンバータに供給される前記直流電圧を平滑化する一次平滑コンデンサと、
前記昇圧コンバータと前記インバータとの間に接続され、前記インバータに供給される前記昇圧直流電圧を平滑化する二次平滑コンデンサと、
前記昇圧コンバータ内に設けられた中間コンデンサと、
前記一次平滑コンデンサの電圧を計測する一次側電圧センサと、
前記二次平滑コンデンサの電圧を計測する二次側電圧センサと、
前記中間コンデンサの電圧を計測する中間電圧センサと
を備える電力変換装置であって、
前記一次平滑コンデンサの内部電荷および前記二次平滑コンデンサの内部電荷の放電動作を実行中において、前記一次側電圧センサ、前記二次側電圧センサ、および前記中間電圧センサの3つの電圧センサのそれぞれの検出電圧値を計測し、前記3つの電圧センサの中から2つの電圧センサの検出電圧値を選択する処理を時間経過とともに複数回にわたって実行し、前記2つの電圧センサの検出電圧値の比較結果から前記3つの電圧センサの検出特性の異常有無の診断を実行する異常診断制御部
をさらに備える電力変換装置。
IPC (2件):
H02M 7/48 ( 200 7.01)
, H02M 3/155 ( 200 6.01)
FI (5件):
H02M 7/48 M
, H02M 3/155 C
, H02M 3/155 K
, H02M 7/48 L
, H02M 3/155 B
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