特許
J-GLOBAL ID:201703013881890553

外気導入による換気温調式建屋

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 直樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-184908
公開番号(公開出願番号):特開2017-057673
出願日: 2015年09月18日
公開日(公表日): 2017年03月23日
要約:
【課題】外気を供給して建屋内の換気を行い、外気と屋内空気との温度差に比例してリターン流量を自然に制御するので、屋内空気を加温する熱源の負荷が小さくランニングコストが掛からないし、自動的に建屋内の温調が行われる外気導入による換気温調式建屋を提供する。【解決手段】気密構造の建屋本体1には、吸気ファンにより外気を取り込む気密性と断熱性を有する定圧室21が設けてあり、外気が供給される断熱構造の定温室27と熱源30が床下空間7に設けてある。建屋本体1内には床下空間7から屋内空気が流動するガラリ17、18、上昇風道20、下降風道15が設けてある。還流する屋内空気は一階床部6の回帰口19から定温室27に流入するが外気との温度差によってそのリターン流量が決まる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
床下空間と外気取入れ口及び該外気取入れ口より高所に位置する排気口を設けた気密構造の複数階建て建屋本体と、該建屋本体に設けられ、吸気ファンにより前記外気取入れ口から外気を取り込む気密性と断熱性を有する定圧室と、前記床下空間内に設けられ、該定圧室から断熱性を有する外気供給管を介して外気が供給されると共に、一階床部に設けた回帰口に連通する断熱構造の定温室と、前記床下空間から二階空間に連通して設けた上昇風道と、前記建屋本体に設けられ、前記二階空間を一階空間に連通する下降風道と、前記一階空間及び二階空間の仕切壁に設けた通気口と、前記床下空間に配置した熱源とから構成し、前記定圧室では取り入れた外気の圧力変動を安定化し、前記床下空間から前記上昇風道及び通気口を介して前記一階空間及び二階空間を流動させ、前記下降風道により二階空間から一階空間に温度差により降下して前記回帰口から前記定温室に流入する屋内空気を、前記定圧室で安定化して該定温室に送られる外気と混合して温調空気を生成し、該温調空気は必要に応じて前記熱源により加温して前記床下空間から建屋本体内に循環させ、一部は前記排気口から屋外に放出して常時換気するようにしてなる外気導入による換気温調式建屋。
IPC (3件):
E04B 1/76 ,  F24D 5/02 ,  F24F 5/00
FI (3件):
E04B1/76 200D ,  F24D5/02 Z ,  F24F5/00 Z
Fターム (14件):
2E001DD03 ,  2E001DD14 ,  2E001DD15 ,  2E001NA02 ,  2E001NB01 ,  2E001NB03 ,  2E001NC01 ,  2E001ND01 ,  2E001ND02 ,  2E001ND08 ,  3L054BE10 ,  3L071AA02 ,  3L071AB01 ,  3L071AD02
引用特許:
審査官引用 (5件)
全件表示

前のページに戻る