特許
J-GLOBAL ID:201703014017269878

エジェクタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人かいせい特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-134400
公開番号(公開出願番号):特開2017-044207
出願日: 2016年07月06日
公開日(公表日): 2017年03月02日
要約:
【課題】冷媒を減圧させる冷媒通路が形成されたエジェクタのエネルギ変換効率の低下を抑制する。【解決手段】ボデー30の内部に、減圧用空間30bを形成するノズルボデー32、減圧用空間30bよりも冷媒流れ上流側の冷媒流路を形成する導入通路ボデー36、頂部側が減圧用空間30b内に配置される通路形成部材35を配置し、ノズルボデー32の減圧用空間30bを形成する部位の内周面と通路形成部材35の外周面との間に、冷媒を減圧させるノズル通路13aを形成する。この際、樹脂製の導入通路ボデー36を採用することで、ノズル通路13aへ流入する冷媒が放熱してしまうことを抑制する。さらに、ノズルボデー32の位置を通路形成部材35の中心軸CLに垂直な方向へ調整可能とすることで、断面円環状に形成されるノズル通路13aを中心軸CL周りに均一な形状とする。【選択図】図3
請求項(抜粋):
蒸気圧縮式の冷凍サイクル装置(10)に適用されるエジェクタであって、 冷媒を減圧させる減圧用空間(30b)、前記減圧用空間(30b)の冷媒流れ下流側に連通して冷媒吸引口(31b)から吸引した冷媒を流通させる吸引用通路(13b)、および前記減圧用空間(30b)から噴射された噴射冷媒と前記吸引用通路(13b)から吸引された吸引冷媒とを流入させる昇圧用空間(30e)が形成されたボデー(30)と、 少なくとも一部が前記減圧用空間(30b)の内部、および前記昇圧用空間(30e)の内部に配置されるとともに、前記減圧用空間(30b)から離れるに伴って外径が拡大する円錐状に形成された通路形成部材(35)と、を備え、 前記ボデー(30)は、前記減圧用空間(30b)よりも冷媒流れ上流側の冷媒流路を形成する導入部、および前記減圧用空間(30b)を形成するノズル部を有し、 前記ノズル部のうち前記減圧用空間(30b)を形成する部位の内周面と前記通路形成部材(35)の外周面との間に形成される冷媒通路は、冷媒を減圧させて噴射するノズルとして機能するノズル通路(13a)であり、 前記ボデー(30)のうち前記昇圧用空間(30e)を形成する部位の内周面と前記通路形成部材(35)の外周面との間に形成される冷媒通路は、前記噴射冷媒および前記吸引冷媒を混合させて昇圧させる昇圧部として機能するディフューザ通路(13c)であり、 前記導入部の熱伝導率は、前記ノズル部の熱伝導率よりも小さくなっていることを特徴とするエジェクタ。
IPC (3件):
F04F 5/44 ,  F04F 5/46 ,  F25B 1/00
FI (3件):
F04F5/44 B ,  F04F5/46 A ,  F25B1/00 389A
Fターム (6件):
3H079AA18 ,  3H079AA23 ,  3H079BB10 ,  3H079CC02 ,  3H079DD02 ,  3H079DD03

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