特許
J-GLOBAL ID:201703014071623725

改変されたエフェクター機能を有するFc受容体結合ポリペプチド

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 山本 秀策 ,  森下 夏樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-221204
公開番号(公開出願番号):特開2017-036333
出願日: 2016年11月14日
公開日(公表日): 2017年02月16日
要約:
【課題】改変されたエフェクター機能を有するFc受容体結合抗体またはポリペプチドを提供する。【解決手段】本発明は、免疫グロブリンポリペプチドのFc領域の少なくともFcγR結合部分を含む改変ポリペプチドを提供する。本発明は、抗体のCDR3領域中の少なくとも1つのアミノ酸残基が改変された改変体CDR3領域を有する、改変抗体も提供する。本発明はまた、免疫グロブリンポリペプチドのFc領域の少なくともFcγR結合部分および改変体CDR3領域を含む改変抗体および改変ポリペプチドを提供する。本発明はさらに、免疫グロブリンポリペプチドの少なくとも改変体Fc領域および改変体CDR3領域を含む改変抗体および改変ポリペプチドを提供する。【選択図】なし
請求項(抜粋):
可溶性TLR4、TLR4/MD2複合体、または、可溶性TLR4とTLR4/MD2複合体の両方に結合する単離された抗体またはその断片であって、該抗体またはその断片は、以下: (i)アミノ酸配列GGYSWH(配列番号23)を含む重鎖CDR1領域と、アミノ酸配列YIHYSGYTDFNPSLKT(配列番号24)を含む重鎖CDR2領域と、アミノ酸配列KDPSDAFPY(配列番号80)を含む重鎖CDR3領域とを含む、可変重鎖領域; (ii)アミノ酸配列RASQSISDHLH(配列番号28)を含む軽鎖CDR1領域と、アミノ酸配列YASHAIS(配列番号29)を含む軽鎖CDR2領域と、アミノ酸配列QQGHSFPLT(配列番号83)を含む軽鎖CDR3領域とを含む、可変軽鎖領域;および (iii)ヒトγ重鎖定常領域のEUアミノ酸位置325におけるセリンでの置換と、ヒトIgG1γ重鎖定常領域のEUアミノ酸位置328におけるフェニルアラニンでの置換とを含むヒトFc領域 を含む、抗体またはその断片。
IPC (4件):
C07K 16/28 ,  A61K 39/395 ,  A61P 29/00 ,  A61P 37/06
FI (5件):
C07K16/28 ,  A61K39/395 U ,  A61K39/395 N ,  A61P29/00 ,  A61P37/06
Fターム (19件):
4B064AG27 ,  4B064BJ12 ,  4B064CA10 ,  4B064CA20 ,  4B064CC24 ,  4B064DA01 ,  4C085AA14 ,  4C085AA16 ,  4C085BB36 ,  4C085CC23 ,  4C085DD62 ,  4C085EE01 ,  4H045AA11 ,  4H045AA20 ,  4H045AA30 ,  4H045CA40 ,  4H045DA76 ,  4H045EA20 ,  4H045FA74
引用特許:
審査官引用 (3件)

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