特許
J-GLOBAL ID:201703014118262190
厚鋼板およびその製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (2件):
井上 茂
, 森 和弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-079523
公開番号(公開出願番号):特開2017-190481
出願日: 2016年04月12日
公開日(公表日): 2017年10月19日
要約:
【課題】板厚が120mm以上であっても、板厚中心部および表層部において、強度と靭性に優れた厚鋼板およびその製造方法を提供することを目的とする。【解決手段】質量%で、C:0.08〜0.20%、Si:0.40%以下、Mn:0.5〜3.0%、P:0.010%以下、S:0.0050%以下、Cr:3.0%以下、Ni:5.0%以下、Al:0.080%以下、N:0.0070%以下、B:0.0030%以下、O:0.0025%以下を含有し、残部はFeおよび不可避的不純物からなる成分組成であり、下記式(1)で定義されるfの値が0.020以下であり、鋼板表層部での旧オーステナイト粒界の粒界幅1nmの範囲におけるPの偏析量が0.3質量%以下であり、降伏強度が690MPa以上であることを特徴とする板厚120mm以上の厚鋼板。f=(C偏Mn/C0Mn)5×Cp (1)なお、上記(1)式において、C偏Mn:鋼板表層部でのMnの偏析量(質量%)C0Mn:Mnの含有量(質量%)Cp:Pの含有量(質量%)とする。【選択図】なし
請求項(抜粋):
質量%で、C:0.08〜0.20%、Si:0.40%以下、Mn:0.5〜3.0%、P:0.010%以下、S:0.0050%以下、Cr:3.0%以下、Ni:5.0%以下、Al:0.080%以下、N:0.0070%以下、B:0.0030%以下、O:0.0025%以下を含有し、残部はFeおよび不可避的不純物からなる成分組成であり、
下記式(1)で定義されるfの値が0.020以下であり、
鋼板表層部での旧オーステナイト粒界の粒界幅1nmの範囲におけるPの偏析量が0.3質量%以下であり、
降伏強度が690MPa以上であることを特徴とする板厚120mm以上の厚鋼板。
f=(C偏Mn/C0Mn)5×Cp (1)
なお、上記(1)式において、
C偏Mn:鋼板表層部でのMnの偏析量(質量%)
C0Mn:Mnの含有量(質量%)
Cp:Pの含有量(質量%)
とする。
IPC (3件):
C22C 38/00
, C22C 38/58
, C21D 8/02
FI (3件):
C22C38/00 301A
, C22C38/58
, C21D8/02 B
Fターム (29件):
4K032AA01
, 4K032AA02
, 4K032AA04
, 4K032AA05
, 4K032AA08
, 4K032AA11
, 4K032AA12
, 4K032AA14
, 4K032AA16
, 4K032AA17
, 4K032AA19
, 4K032AA20
, 4K032AA21
, 4K032AA23
, 4K032AA24
, 4K032AA26
, 4K032AA27
, 4K032AA29
, 4K032AA31
, 4K032AA35
, 4K032AA36
, 4K032AA40
, 4K032BA01
, 4K032CA01
, 4K032CA02
, 4K032CB02
, 4K032CF01
, 4K032CF02
, 4K032CF03
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