特許
J-GLOBAL ID:201703014188394310

バヨネット結合を含む腕時計ケース

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): ▲吉▼川 俊雄 ,  市川 寛奈
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-553746
公開番号(公開出願番号):特表2017-507333
出願日: 2014年11月06日
公開日(公表日): 2017年03月16日
要約:
腕時計ケースは、バヨネット結合により組立てられた第1及び第2の部品(1、2)を含む。バヨネット結合は、第1の部品(1)により画定される少なくとも1つの爪(5)及び第2の部品(2)により画定される少なくとも1つの溝(3)を含む。溝(3)は舌状部(9)を画定し、底部(8)及び入口(6)を含み、この入口(6)を通って、第1及び第2の部品(1、2)の組立ての間に爪(5)を規定の軸(A)に対して平行に溝(3)の中に導入することができ、その後爪(5)を、規定の軸(A)を中心にして規定の向きで第1及び第2の部品(1、2)の相対的回転によって底部(8)に向かって導くことができる。舌状部(9)は、規定の点(P)まで底部(8)の方向に延在する傾斜した第1の部分(14)及び底部(8)内で規定の点(P)の後に位置する第2の部分(15)を含む内部面(12)を含む。第1及び第2の部品(1、2)にはさらに、規定軸(A)の方向で互いに対面するそれぞれの剛性表面(18、19)が含まれている。腕時計ケースは、舌状部(9)の内部面(12)の第2の部分(15)が、規定軸(A)に直交し規定点(P)を通る平面(P2)との関係において後退していること、及び第1及び第2の部品(1、2)は、組立て中にこれらの部品が、剛性表面(18、17)間の接触により規定軸(A)の方向に互いに当接しておりかつ爪(5)が溝(3)の中にある場合、規定軸(A)を中心とした規定の向きにおける第1及び第2の部品(1、2)の相対的回転が、爪(5)と舌状部(9)の内部面(12)の第1の部分(14)との間の協働による舌状部(9)の弾性変形をひき起こし、爪(5)がひとたび溝(3)の底部(8)に入った時点で舌状部(9)がその休止位置に戻って爪(5)を所定の位置にロックするような形で配置されていることを特徴とする。【選択図】図1
請求項(抜粋):
バヨネット結合により組立てられた第1及び第2の部品(1、2)を含む腕時計ケースにおいて、バヨネット結合が、第1の部品(1)により画定される少なくとも1つの爪(5)及び第2の部品(2)により画定される少なくとも1つの溝(3)を含み、溝(3)が舌状部(9)を画定し底部(8)及び入口(6)を含み、この入口(6)を通って、第1及び第2の部品(1、2)の組立ての間に爪(5)を規定の軸(A)に対して平行に溝(3)の中に導入することができ、その後爪(5)を、規定の軸(A)を中心とした規定の向きでの第1及び第2の部品(1、2)の相対的回転によって底部(8)に向かって導くことができ、舌状部(9)が、規定の点(P)まで底部(8)の方向に延在する傾斜した第1の部分(14)及び底部(8)内で規定の点(P)の後に位置する第2の部分(15)を含む内部面(12)を含み、第1及び第2の部品(1、2)にはさらに、規定軸(A)の方向で互いに対面するそれぞれの剛性表面(18、17)が含まれている腕時計ケースであって、舌状部(9)の内部面(12)の第2の部分が、規定軸(A)に直交し規定点(P)を通る平面(P2)との関係において後退していること、及び第1及び第2の部品(1、2)は、組立て中にこれらの部品が、剛性表面(18、17)間の接触により規定軸(A)の方向に互いに当接しておりかつ爪(5)が溝(3)の中にある場合、規定軸(A)を中心とした規定の向きにおける第1及び第2の部品(1、2)の相対的回転が、爪(5)と舌状部(9)の内部面(12)の第1の部分(14)との間の協働による舌状部(9)の弾性変形をひき起こし、爪(5)がひとたび溝(3)の底部(8)に入った時点で舌状部(9)がその休止位置に戻って爪(5)を所定の位置にロックするような形で配置されていることを特徴とする、腕時計ケース。
IPC (1件):
G04B 37/08
FI (2件):
G04B37/08 N ,  G04B37/08 K

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