特許
J-GLOBAL ID:201703014241830348

スイッチング電源装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 廣澤 勲
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-238035
公開番号(公開出願番号):特開2015-100165
特許番号:特許第6093285号
出願日: 2013年11月18日
公開日(公表日): 2015年05月28日
請求項(抜粋):
【請求項1】 スイッチング動作により入力電圧を断続する主スイッチング素子と、入力巻線、出力巻線及び補助巻線を有し、前記入力巻線に前記主スイッチング素子のスイッチング動作により発生する断続電圧が印加されるトランスと、前記主スイッチング素子がオフの期間に前記出力巻線に発生する電圧を整流する出力整流素子と、前記出力整流素子が出力する整流電圧を平滑して出力電圧を生成する出力コンデンサと、前記主スイッチング素子のオンオフを制御するスイッチング制御回路とを備えたフライバック方式のスイッチング電源装置において、 前記主スイッチング素子のグランド端子がグランドラインに接続され、前記補助巻線の2つの端子のうち、前記主スイッチング素子がオンの時に低電圧となる側の第一端子が前記グランドラインに接続され、 前記主スイッチング素子がオフの期間に前記補助巻線に発生する電圧を整流する補助整流スイッチと、前記補助整流スイッチが出力する整流電圧を平滑して補助電圧を生成する補助コンデンサと、前記補助整流スイッチをオンオフさせる補助整流スイッチ駆動回路とを有する出力電圧検出回路を備え、 前記出力電圧検出回路は、前記補助整流スイッチの一端が前記補助巻線の他端子である第二端子に接続され、前記補助コンデンサが前記補助整流スイッチの他端と前記グランドラインとの間に接続され、前記補助コンデンサの両端に負の前記補助電圧が発生し、 前記出力電圧検出回路の前記補助整流スイッチは、アノードが前記補助コンデンサに接続された補助ダイオードと、コレクタが前記補助ダイオードのカソードに接続され、エミッタが前記第二端子に接続されたNPN形の補助トランジスタとで構成され、 前記補助整流スイッチ駆動回路は、前記補助トランジスタのベースエミッタ間に接続された補助タイマコンデンサと、前記グランドラインと前記補助トランジスタのベースとの間に接続された補助充放電回路とで構成され、 前記補助充放電回路は、前記第二端子の電圧が正の期間に前記補助タイマコンデンサを放電する電流を流し、前記第二端子の電圧が負の期間に前記補助タイマコンデンサを充電する電流を流し、これらの電流は、前記第二端子に発生している電圧の大小に応じてそれぞれ増減するものであり、 前記スイッチング制御回路は、前記第二端子の電圧の変化を前記主スイッチング素子のベースに伝達する正帰還回路と、コレクタが前記主スイッチング素子のベースに接続され、エミッタが前記グランドラインに接続されたNPN形の駆動トランジスタと、前記駆動トランジスタのベースエミッタ間に接続されたタイマコンデンサと、前記第二端子と前記駆動トランジスタのベースとの間に接続され、前記第二端子の電圧が正の期間に前記タイマコンデンサを充電し、負の期間に前記タイマコンデンサを放電する充放電回路と、前記駆動トランジスタのベースに接続され、前記主スイッチング素子がオンの期間に前記タイマコンデンサに向けて制御電流を流し込む制御電流生成回路とを有し、前記主スイッチング素子のオンオフの制御をリンギングチョーク方式で行うものであり、 前記補助整流スイッチ駆動回路は、前記主スイッチング素子がオフに転じることによって発生する前記補助巻線のサージ電圧が減衰した後であって、前記出力整流素子に流れる電流が一定以下に低下した後、前記出力整流素子がオフするまでの間に前記補助整流スイッチをオンさせ、 前記制御電流生成回路は、前記出力電圧検出回路の前記補助電圧を所定の目標電圧に近づける方向に前記制御電流を増減させることを特徴とするスイッチング電源装置。
IPC (1件):
H02M 3/28 ( 200 6.01)
FI (1件):
H02M 3/28 L
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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