特許
J-GLOBAL ID:201703014333283599

同期放送用測定装置および同期放送用受信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 名古屋国際特許業務法人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-064143
公開番号(公開出願番号):特開2017-183818
出願日: 2016年03月28日
公開日(公表日): 2017年10月05日
要約:
【課題】同期放送の放送波の受信状態を簡易に改善する技術を提供する。【解決手段】演算部3は、放送波の受信信号をサンプリングした受信データに対して、エンベロープ検波を実施し、検波結果である受信エンベロープ波形から抽出した最大値Emaxおよび最小値Eminに基づいて信号強度比Uを算出する(S110〜S140)。受信データから自己相関関数Auto(τ)を求め、その自己相関関数をエンベロープ検波し、そのエンベロープ波形のピーク近傍をガウス関数で近似して置換する。この置換されたエンベロープ波形がピークとなるタイミングを、主要波に対する遅延波の遅延量DLとする(S150〜S180)。自己相関関数Auto(τ)に対して直交検波演算を実行することで求めた同相成分Xおよび直交成分Yに基づいて自己相関関数の位相を求め、これを搬送波位相差θとする(S190〜S200)。【選択図】図2
請求項(抜粋):
周波数変調された同一搬送波周波数の放送波を複数の送信所から送信するFM同期放送の受信信号を取得し、該受信信号の自己相関関数を求める相関演算部と、 前記相関演算部にて求められた自己相関関数が示す波形のエンベロープ波形を求める平滑部と、 前記受信信号に含まれる振幅の最も大きい前記放送波を主要波とし、該主要波とは異なるタイミングで到来した前記放送波を遅延波として、前記エンベロープ波形のピークを含むように設定されたピーク近傍区間での前記自己相関関数の位相を、前記相関演算部にて求められた自己相関関数を直交復調した結果を用いて求めることで、前記主要波の搬送波と前記遅延波の搬送波との位相差である搬送波位相差を求める位相差演算部と、 を備える同期放送用測定装置。
IPC (3件):
H04B 1/16 ,  H04H 20/12 ,  H04H 20/67
FI (3件):
H04B1/16 Z ,  H04H20/12 ,  H04H20/67
Fターム (6件):
5K061BB04 ,  5K061CC02 ,  5K061CC11 ,  5K061CC14 ,  5K061JJ06 ,  5K061JJ07
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (5件)
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