特許

J-GLOBAL ID：201703014359267400

燃料電池の製造方法及び製造装置

発明者： 市原 敬士 ,  桑田 茂昌
出願人/特許権者： 日産自動車株式会社
代理人 (1件)： 的場 基憲
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2016-064361
公開番号（公開出願番号）：特開2017-182924
出願日： 2016年03月28日
公開日（公表日）： 2017年10月05日
要約：

【課題】熱硬化性接着剤で構成部材を接着する従来の方法及び装置では、加熱炉内を単純に換気するため、燃料電池の製造には適用することが難しいという問題点があった。【解決手段】膜電極接合体1と一対のセパレータ2,3との周縁部同士を熱硬化性の接着剤Sで接着した構造を有する燃料電池Cを製造するに際し、加熱用筐体10に、接着剤Sが未硬化状態の燃料電池Cを収容し、加熱用筐体10において、燃料電池Cの内部空間Fを保護エリアとし、燃料電池Cの外部空間を不純物排出エリアKとして、双方のエリアF,Kを気密的に分離し、その後、燃料電池Cの接着剤Sを加熱硬化させる。不純物排出エリアKにより、接着剤Sから発生する不純物を充分に排気し、保護エリアKにおける不純物の発生を抑制して電極触媒を不純物から保護する。【選択図】図6

請求項（抜粋）：

膜電極接合体とその両面側にガス流路を形成する一対のセパレータとの周縁部同士を熱硬化性の接着剤で接着した構造を有する燃料電池を製造するに際し、 加熱用筐体に、接着剤が未硬化状態の燃料電池を収容し、 加熱用筐体において、燃料電池の内部空間を保護エリアとし、燃料電池の外部空間を不純物排出エリアとして、双方のエリアを気密的に分離し、 その後、燃料電池の接着剤を加熱硬化させることを特徴とする燃料電池の製造方法。

IPC (2件)：

H01M 8/02 ,  H01M 8/10

FI (2件)：

H01M8/02 E ,  H01M8/10

Fターム (21件)：

5H026AA06 ,  5H026BB01 ,  5H026BB02 ,  5H026CC03 ,  5H026CC04 ,  5H026CC05 ,  5H026CC08 ,  5H026CX07 ,  5H026HH08 ,  5H026HH09 ,  5H126AA02 ,  5H126BB06 ,  5H126EE03 ,  5H126EE04 ,  5H126EE05 ,  5H126EE11 ,  5H126FF07 ,  5H126HH01 ,  5H126HH02 ,  5H126JJ08 ,  5H126JJ09