特許
J-GLOBAL ID:201703014442315530
不溶化処理フリー絹フィブロイン素材
発明者:
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出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-033681
公開番号(公開出願番号):特開2017-149674
出願日: 2016年02月24日
公開日(公表日): 2017年08月31日
要約:
【課題】従来型フィブロイン成形体(例えば、フィルム)は、高い水溶性を示し、水との接触によって溶解もしくは強度の脆弱化を示す不都合が存在していた。【解決手段】本発明は、蚕から取り出された中部絹糸腺を10から100%アルコール水溶液に浸漬して固定化する工程と、上記固定化した中部絹糸腺から夾雑物を取り除きフィブロインタンパク質を取得する工程と、含ハロゲン溶媒を用いて、湿潤状態にある上記フィブロインタンパク質を溶解してフィブロイン溶液を調製する工程と、上記フィブロイン溶液を乾燥させてフィブロイン成形体を形成する工程と、を含む、水に対して不溶性のフィブロイン成形体を形成する方法を提供することを目的とする。【選択図】図13
請求項(抜粋):
蚕から取り出された中部絹糸腺を10から100%アルコール水溶液に浸漬して固定化する工程と、
前記固定化した中部絹糸腺から夾雑物を取り除きフィブロインタンパク質を取得する工程と、
含ハロゲン溶媒を用いて、湿潤状態にある前記フィブロインタンパク質を溶解してフィブロイン溶液を調製する工程と、
前記フィブロイン溶液を乾燥させてフィブロイン成形体を形成する工程と、を含む、
水に対して不溶性のフィブロイン成形体を形成する方法。
IPC (4件):
C07K 1/14
, C07K 14/435
, A61L 27/00
, A61K 8/98
FI (4件):
C07K1/14
, C07K14/435
, A61L27/00 V
, A61K8/98
Fターム (32件):
4B029AA02
, 4B029AA08
, 4B029BB11
, 4B029CC02
, 4C081BA12
, 4C081BA13
, 4C081BB01
, 4C081BB08
, 4C081BC01
, 4C081CD33
, 4C081CD34
, 4C081DA02
, 4C081DA04
, 4C081EA02
, 4C081EA03
, 4C083AA071
, 4C083AA072
, 4C083AD451
, 4C083AD452
, 4C083CC01
, 4C083DD12
, 4C083EE03
, 4C083EE07
, 4C083FF01
, 4H045AA10
, 4H045AA20
, 4H045CA50
, 4H045EA34
, 4H045FA71
, 4H045FA80
, 4H045GA01
, 4H045GA05
引用特許:
審査官引用 (4件)
-
カイコ幼虫中部絹糸腺抽出液を用いた無細胞タンパク質合成方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2013-230629
出願人:独立行政法人農業生物資源研究所
-
無細胞系タンパク質合成用抽出液、およびそれを用いた無細胞系タンパク質合成方法、ならびに該抽出液の調製方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2002-355906
出願人:レンゴー株式会社
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特許第3044302号
-
固定化酵素膜
公報種別:公開公報
出願番号:特願平4-342873
出願人:農林水産省蚕糸・昆虫農業技術研究所長, ダイキン工業株式会社
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引用文献:
審査官引用 (4件)
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日本蚕糸学雑誌, 1984, Vol.53, No.2, p.165-174
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生物物理化学, 2005, Vol.49, p.67-72
-
J Appl Polym Sci, 2008, Vol.109, pp.1577-1584
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