特許
J-GLOBAL ID:201703014652419428

ベーパ回収装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 平木 祐輔 ,  渡辺 敏章
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-023242
公開番号(公開出願番号):特開2014-151274
特許番号:特許第6093201号
出願日: 2013年02月08日
公開日(公表日): 2014年08月25日
請求項(抜粋):
【請求項1】 揮発性液体の蒸気を吸着する吸着剤が収容され、揮発性液体が貯留された貯液タンク内から放出される放出気体に含まれている揮発性液体の蒸気を前記吸着剤に吸着させることによって、当該放出気体から揮発性液体の蒸気を除去する吸着手段と、 前記吸着剤に吸着された揮発性液体の蒸気を前記貯液タンクに還流させるため、前記貯液タンク内からの放出気体の導入を断った状態で、前記吸着剤が収容された前記吸着手段の内部を負圧状態に吸引して、前記吸着剤に吸着された揮発性液体の蒸気の脱着を行う脱着手段と、 該脱着手段による前記吸着手段の内部の吸引終了時に、外部から脱圧用気体を前記吸着手段の内部に導入して、前記脱着手段による吸引によって負圧状態になっている前記吸着手段の内部の脱圧を行う脱圧手段と を備えたベーパ回収装置であって、 前記脱圧手段に設けられ、外部から前記吸着手段の内部へ導入される前記脱圧用気体の流量を調整する流量調整手段と、 前記脱着手段による前記吸着手段の内部の吸引途中、若しくは前記脱圧手段による前記吸着手段の内部への脱圧用気体の導入途中に、前記吸着手段によって前記貯液タンク内から放出される放出気体に含まれている揮発性液体の蒸気の吸着を行う必要が生じたか否かを判定する移行判定手段と、 該移行判定手段によって揮発性液体の蒸気の吸着を行う必要が生じていないと判定された通常時には、前記脱圧手段による脱圧用気体の単位時間当たりの導入量を、前記流量調整手段を作動制御して給気音の発生を抑える流量に調整して、前記吸着手段の内部の脱圧を完了させ、該移行判定手段によって揮発性液体の蒸気の吸着を行う必要が生じていると判定された特別時には、前記脱圧手段による脱圧用気体の単位時間当たりの導入量を、前記流量調整手段を作動制御して前記給気音の発生を抑える流量よりも高い流量に調整して、前記通常時よりも短時間で前記吸着手段内部の脱圧を完了させる脱圧制御手段と を備えていることを特徴とするベーパ回収装置。
IPC (1件):
B01D 53/44 ( 200 6.01)
FI (1件):
B01D 53/44 110
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • ベーパ回収装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2007-140994   出願人:トキコテクノ株式会社
  • ガス状炭化水素回収装置及び方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2009-145490   出願人:三菱電機株式会社, 株式会社タツノ・メカトロニクス

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