特許
J-GLOBAL ID:201703014702601460

内視鏡光学系ユニット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 斎藤 圭介 ,  平山 巌
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2017-514945
特許番号:特許第6143995号
出願日: 2016年09月26日
要約:
【要約】 狭い空間においても内視鏡を湾曲させずに照明光の照射方向を2方向に変えることができる内視鏡照明光学系及び内視鏡光学系ユニットを提供する。 発光部11と、発光部11から出射した照明光を取り込み、光路を偏向させて被写体に照射する第1光路偏向プリズム群PG1と、を有する内視鏡照明光学系10において、第1光路偏向プリズム群PG1は、被写体側から順に、第1プリズムP1と、第2プリズムP2と、第3プリズムP3と、の3つのプリズムからなり、第1プリズムP1、第2プリズムP2、第3プリズムP3は互いに近接して配置され、第1プリズムP1が第2プリズムP2に対して回転移動することで照明光の照射方向Aを第1方向DR1に可変とし、第1プリズムP1と第2プリズムP2の2つのプリズムを一体として第3プリズムP3に対して回転移動することで照明光の照射方向Aを第1方向DR1とは異なる第2方向DR2に可変とする。
請求項(抜粋):
【請求項1】 発光部と、 前記発光部から出射した照明光を取り込み、光路を偏向させて被写体に照射する第1光路偏向プリズム群と、を有し、 前記第1光路偏向プリズム群は、被写体側から順に、第1プリズムと、第2プリズムと、第3プリズムと、の3つのプリズムからなり、 前記第1プリズム、前記第2プリズム、前記第3プリズムは互いに近接して配置され、 前記第1プリズムが前記第2プリズムに対して回転移動することで照明光の照射方向を第1方向に可変とし、 前記第1プリズムと前記第2プリズムの2つのプリズムを一体として前記第3プリズムに対して回転移動することで照明光の前記照射方向を前記第1方向とは異なる第2方向に可変とする内視鏡照明光学系と、 内視鏡対物光学系と、を有し、 前記内視鏡対物光学系は、第2光路偏向プリズム群と、レンズ群と、からなり、 前記第2光路偏向プリズム群は、被写体側から順に、第4プリズムと、第5プリズムと、第6プリズムと、の3つのプリズムを有し、 前記第4プリズムと前記第5プリズムと前記第6プリズムとは、互いに近接して配置され、前記第4プリズムを前記第5プリズムに対し回転移動させることで視野方向を前記第1方向に可変とし、 前記第4プリズムと前記第5プリズムの2つのプリズムを一体として前記第6プリズムに対して回転移動させることで前記視野方向を前記第1方向とは異なる前記第2方向に可変とし、 前記第4プリズムが前記第5プリズムに対して回転するときの第3の回転軸と、前記内視鏡照明光学系の前記第1プリズムが前記第2プリズムに対して回転する時の第1の回転軸が同軸となるように前記第1光路偏向プリズム群と前記第2光路偏向プリズム群を配置し、 前記第4プリズムと前記第5プリズムの2つのプリズムが一体として前記第6プリズムに対して回転するときの第4の回転軸と、前記第1プリズムと前記第2プリズムの2つのプリズムが一体として前記第3プリズムに対して回転するときの第2の回転軸が同軸となるように、前記第1光路偏向プリズム群と前記第2光路偏向プリズム群を配置し、 前記第1プリズムと前記第4プリズムを一体として回転移動することで、前記内視鏡対物光学系の前記視野方向と前記内視鏡照明光学系の照明光の前記照射方向を共に前記第1方向に可変とし、さらに前記第1プリズムと前記第2プリズム、前記第4プリズムと前記第5プリズムを一体として回転移動することで前記内視鏡対物光学系の前記視野方向と前記内視鏡照明光学系の照明光の前記照射方向を共に前記第2方向に可変とすることを特徴とする内視鏡光学系ユニット。
IPC (3件):
G02B 23/26 ( 200 6.01) ,  A61B 1/00 ( 200 6.01) ,  G02B 13/04 ( 200 6.01)
FI (4件):
G02B 23/26 B ,  G02B 23/26 C ,  A61B 1/00 300 Y ,  G02B 13/04 D

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